辛口アニメ評論ブログ

新アニメの感想を辛口で勝手に述べまくるブログです。

2013 冬アニメ

ささみさん@がんばらないの感想及び評価

ささみさん@がんばらない見ました。
  《作品概要》(Wikipediaより抜粋)
引きこもりの「ささみさん」と奴隷体質の「お兄ちゃん」のささやかな生活に降りかかる、八百万の神々による怪奇現象。そして、個性あふれる「邪神三姉妹」とのありえないラブコメ。そんな日常系として描かれる非日常の物語。

 ❏ 神アニメ
そういう意味の神アニメじゃないので、早とちりしないでください。
単に、内容が日本に伝わる神話をモチーフとしているってだけです。
ストーリーは正直、よく分かんないです。
私が神話とかに疎いっていうのもあるとは思いますが、何故か内容が頭に入ってこない。
本筋であるシリアスパートよりも、日常パートの方が面白いです。
これだったら、設定や世界観の説明とか最低限必要な部分だけ残して、他は全部日常パートにしちゃっても
良かったかも。
まぁ、原作の大幅な改変は、クリアしなければならない問題が多くなるので、難しいとは思いますが。
サービスシーン的な意味では、やや神アニメと言えなくもないかもしれません(←曖昧)。
もちろん、それをメインコンテンツとしているToLOVEるとは比べ物になりませんが、今期の中ではかなり
肌色率の高い部類に入ります。
また、ドストレートなエロ単語を人気女性声優陣が恥ずかしげもなく発しているので、お宝的な意味では貴重。
やや特殊な癖(ふたなり)も登場しするので、それも含めてサービス目的と割り切って見るのもアリっちゃアリ。

 ❏ シャフト入門
数々の問題作(?)を生み出してきたシャフトですが、今回は比較的普通。
と言っても、あくまでシャフト作品の中での話なので、一般的なアニメと比べたら全然普通じゃないのですが。
シャフトアニメばっか見て、感覚が麻痺しちゃってるのかな。
うまく伝わらないかもしれないですけれども、このアニメ自体がこれまでシャフトが手がけてきた作品の総集編
みたいな感じ。集大成ではなく、総集編ね。
話の内容とかがっていう意味ではなくて、演出であったり構成であったりお遊びであったりという点が。
これまでに使ってきた技術や手法等をブラッシュアップして再利用しているような。
キャストも、ちわちわ・あいぽん・ざーさん・アスミス・まつらいさんと、芳忠さん以外はザ・シャフトーズの面々。
シャフト作品の最大の魅力でもある「何が出るか分からないびっくり箱感」は、ED以外ではあまり感じられない。
既にどっぷりシャフトに浸かってしまっている人にはやや物足りないかと思われますが、逆に、これまであまり
シャフトに触れてきていなかった方には入門編として調度良いのではないでしょうか。

 ❏ 浸透圧シンフォニー
このアニメの本編とも言えるのがED。
EDを利用したラジオドラマというか、音声コントというか。
普通だとOPやEDはCD販売のプロモーション的な意味合いが強いため、映像は変えられたとしても
曲まではイジりにくいもの。
それを、シングルで発売しないからって、自由にやりたい放題やっちゃってます。だが、それが良い。
本編や予告だけでは飽きたらず、EDにまで触手を伸ばしてきたか。
前山田さんには申し訳ないですけど、結局どんな曲なのか最後まで分からなかった。
ただ、普通にEDをやるよりは印象に残ったのも事実。

 【まとめ】
元々、シャフト作品は癖が強いため、人によって好き嫌いが分かれる傾向にありますが、この作品も
ご多分に漏れず癖は強め。
それに加えて、シリアスパートがそんなに入り込めないってのも大きな痛手。
つまり、シャフト嫌いには辛いと同時に、シャフト好きにも辛いという結論に。
とは言え、ギャグパートやキャラ同士の掛け合いはそこそこ面白いですし、サービスシーンも多いので、
完全スルーはもったいない。
なので、シリアス回をスキップしてそこだけ見るっていう楽しみ方を提唱します。
まぁ、アニメの楽しみ方としては邪道ですが。

ささみさん@がんばらない公式HP

    
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gdgd妖精s(ぐだぐだフェアリーーズ(2期))の感想及び評価

gdgd妖精s(ぐだぐだフェアリーーズ(2期))見ました。
  《作品概要》(公式HPより抜粋)
ピクピク・シルシル・コロコロの3人は「妖精の森」に住む小さな妖精さん。森のおうちに集まって仲良くお話したり、自由に魔法を使えちゃう『メンタルとタイムのルーム』で思いっきり遊んだり、他の世界を覗き見できちゃう『アフレ湖』ではいろいろな想像をしてみたり、とにかく楽しいことがいっぱい!
みんなも3人の妖精とgdgdな時間をすごしちゃおう!! 

 ❏ アンチテーゼ
厳密にはアニメではないのかもしれませんが、フルCGっていう意味ではキングダムだって同じな訳で。
そうなると、アニメの定義って何?っていう面倒くさいことになってくるので、私の中ではアニメということに。
1期を見ていることを前提で書くので、内容についての説明は省略いたします。
勝手な推測ですが、既存のアニメをぶっ壊してやろうというくらいの意気込みで作っているんだと思います。
偶然なのか狙ってなのかは分かりませんが、今のアニメの真逆をいくスタンス。
ハイクオリティでよく動くアニメがもてはやされる中、CGを使ってお金と人手を極限まで節約。
内容についても、よくある”ゆるふわ系アニメ”のような毒にも薬にもならない淡々と日常を描くものではなく、
それに真っ向から立ち向かう大胆な内容。中身は全く無いですが、ただただ笑える。
1期開始当初からの「寝る前に思いついたくだらないことを、そのまま映像にしたら面白そうじゃね?」という
コンセプトが全くブレていない。良くも悪くもネットのノリ。
毒舌しかり、パロディしかり、あらゆる方面に敵しか作らない身の削りよう。
地上波で放送するにはギリギリな内容で、真面目な話、いつ潰されてもおかしくない。
その危うさと儚さが、この作品の魅力でもあるんですが。
脚本とアドリブが命のアニメなので、正直、ネタによって面白さにバラつきがあります。
ただ、ハマった時の破壊力は普通のアニメでは絶対に味わえないほど面白い。
アニメを見ていて腹を抱えて笑ったのは、これが初めてかも。
深夜なので、笑い声を抑えるのが大変なんだってば。

 ❏ 影の立役者
このアニメになくてはならないものは何かと色々考えた結果、導き出した答えはズバリ、シルちゃんの存在。
中の人も含めて、良い味出してます。
あのグダりっぷりやヤル気の無さ、謎のイントネーション等々、好き嫌いは別としてキャラとしては一番
魅力的かと。主人公って感じのキャラじゃないけど、いないと成り立たない。
癖になるってこういうことなんだなぁ。
よくこういうキャラが作れたな、と感心するばかりです。
おそらく、脚本の方が水原さんの演技にだいぶ感化されて、徐々にキャラが育っていってるのだと思います。
普通のアニメだったら、こんな癖のある演技にOK出さないところを、いい加減なのか面白がってなのか、
そのまま使ってしまい、その結果、私みたいに中毒になってしまう人が続出したという感じですかね。
意図して作ったというよりは、偶然の産物と言って良いでしょう。

 ❏ 行き着く先は?
このアニメのもう一つのポイントとして、「頑張れば誰でも作れる」という点があります。
MMDとフリー素材を多く使用してますし、妖精達のモデルも雑誌の付録として配布しています。
現に、某動画サイトでは自作のgdgd風アニメが多数アップされていますし。
アイデアと熱意さえあれば、TVで放送されているレベルのアニメが自分で作れてしまう。
この功績は、今後のアニメ界、動画界においてそこそこ大きいと思います。
アニメ制作の敷居がグッと下がりましたし、それによって埋もれていた才能が発掘される可能性もあります。
gdgd妖精sそのものが駄目になったとしても、それに影響を受けて生まれた第2・第3のgdgd妖精sが
成功を収めれば、それだけで存在意義はあったと言えるでしょう。
そんなにクオリティが高い作品ではないので軽視されがちですが、今後のアニメ界に色々な可能性を
生み出してくれた価値あるアニメだと思います。

 【まとめ】
狙ってるというよりは、出たとこ勝負で全てが良い方に転がるという奇跡的なアニメ。
なので、評価のしようがありません。
何か一歩間違えていれば、今のような形にはなってなかったでしょう。
その不安定さがあるからこそ、見てる側も応援したくなる。
1期より絵に頼ったり、CGを節約してるシーンが多いのがマイナスポイントではありますけれども、根本にある
面白さは変わっていません。
最初の話に戻りますが、内容等も考慮すると、正式にはアニメに分類できないかな。
アニメとコントをミックスさせた新ジャンルの番組。
まぁ、結果的に面白ければ、細かいことは気にしません。

gdgd妖精s公式HP
  
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ちはやふる2の感想及び評価

ちはやふる2見ました。
  《作品概要》(公式HPより抜粋)
2年生になったちはや達が、初めての後輩を迎えて先輩としての悩みと喜びを抱えながら、ライバル校の強敵に立ち向かいます。さらなる情熱を燃やす瑞沢高校かるた部を、1期同様すがすがしい青春群像劇として描きます。

 ❏ ザ・スポ根
アニメとしては1期から大きな変革はなく、正統派な続編。
それ故に新鮮さはありませんが、ストーリーが面白いので普通に続きを作ってくれればそれで十分かと。
多少、1期の振り返りも入れているとはいえ、いきなり2期から見るのはツライ。
というか、1期から見ないのはもったいない。興味を持ったのであれば、絶対に1期から見るべき。
原作よりは少女漫画感が薄れているとはいえ、どうしても絵柄は少女向けの恋愛モノに見えてしまいます。
中身は完全なるスポ根モノなのに。それも、今時、少年ジャンプでも見かけないような超王道かつ超ド直球な。
題材は地味ですが、奥深さや駆け引きはスポーツそのもの。
細かいルールなんか分からなくても、どんどん引き込まれていく感覚はヒカルの碁に通ずるものがあります。
実際の試合と同じようにかるたを詠み、その決まり字に合わせてキャラが動いたり、札を取る音がするといった
リアルな描写はアニメならでは。
だからこそ生まれる、独特の間やヒリヒリするような緊迫感はアニメでないと表現できない。
また、主人公を含めた部員たちが少しずつ成長していくという展開も、やっぱり王道。
そして、基本中の基本ですが、主人公・仲間・ライバル等の各キャラが魅力的すぎる。
2期から出てくる後輩たちもそうですが、個性的でどこか憎めない。
敵なのに、そっちにも肩入れしたくなるくらい。
全体的に古臭く懐かしい感じですが、見ていて気持ちが良いのは事実。
懐古廚と言われようが、面白いものは面白いんだからしょうがない。

 ❏ 少年よ大志を抱け
内容については申し分ないです。
問題は放送時間。なぜ、深夜なのか。
前述した通り、ヒカ碁に匹敵するくらいスポ根モノとして魅力ある作品です。
こういうアニメこそ、お子さまに見せるべきだと思いますが。
少年少女は、興味を持ったことには一直線に突っ走るエネルギーがありますから、アニメや漫画から
大いに影響を受けます。
それをきっかけにかるたの競技人口が増えれば、全員が得するのに。
それこそ、キャプ翼のサッカーブーム、スラムダンクのバスケブーム、ヒカルの碁が囲碁ブームみたいに。
それだけの可能性を秘めた作品だと思いますが。
今から時間を変更するのは現実的ではないので、朝か夕方あたりに再放送でもしてくれないかなぁ。
そこだけは理解に苦しみました。

 【まとめ】
女性の描く繊細な絵からはイメージできませんが、中身は本格派熱血スポ根アニメ。
放送前に公開されるキービジュアルのイメージだけで、自分に向いているかいないかを判断するのは危険。
実際に見て、初めて分かることも多いのです。
まぁ、このブログを読むくらいのアニメ上級者ならば、本編を見ずに絵柄や先入観だけで切るという愚行を
する方はいらっしゃらないと思いますが。
放送時間以外は文句の付けようがないです。
それにしても、自分が好きな作品については、分かりやすく多弁になってしまう癖は治さないとなぁ。

ちはやふる2公式HP
  
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戦勇。の感想及び評価

戦勇。見ました。  《作品概要》(公式HPより抜粋)
魔王討伐の命を受けた新米勇者アルバは、お付きの戦士ロスとともに旅に出ることになる。雑魚モンスターに苦戦し、味方であるはずのロスにも軽く殺されそうになりながら、剣とツッコミの腕を磨くアルバの旅は、様々な出会いにより思いも寄らぬ方向へ進んでいく。ヘタレ勇者とドS戦士が紡ぐ、バトルあり、笑いあり、感動ありの冒険譚、ここに開幕!!

 ❏ ジワジワジワジワ…
基本的にはギャグアニメなのですが、一応ストーリーのようなものも存在します。
ただ、5分じゃそれが追えない。
どうしてもギャグの方の印象が強く残ってしまうため、ストーリーを見失いがちなので。
それだけギャグが面白いというか、ストーリー性が弱いというか。
尺の短さから、最初のうちは呆気にとられているうちに終わってしまうこともしばしば。
しかしながら、何回か見ているうちにジワジワと面白さが増してきます。
OPナレーションの映像も途中からふざけだしたり、短い時間の中に遊び心が満載です。
また、声優陣もそれなりの面子が集まっており、今期の短編アニメ郡の中では最も豪華で安定感抜群。
うどん健氏のSキャラや下野氏のヘタレツッコミ役など、配役もバッチリですし。

 ❏ 無駄カッコいい
JAMが歌うOPとEDが無駄にカッコいい。(TVではOPはカットされてますが)
OPの曲と映像を見ていると、ガチの冒険譚みたいに思えてくるので、これぞまさしくOP詐欺。
EDも軽く泣けるレベル。
EDの曲と映像を見ていると、なんだか本編が感動的な物語だったと思えてくるので、終わり良ければ全て良し
的な錯覚が生じます。
本編をスキップしてOPとEDだけ見てれば、イメージの中で別のストーリーが生まれてきそう。
テーマ曲はアニメの内容とマッチしたものがベストですけれども、たまにはこういう風に本編と真逆の曲が
あっても良いのかも。

 【まとめ】
正直、TVのO.Aに合わせて週に1話ずつ見るという見方はオススメできません。
このアニメの魅力を最大限味わおうと思ったら、円盤なり、一挙放送なりで数話ずつ一気に見ないと。
そうすることで話の繋がりや伏線、ギャグのフリや天丼なんかにも気付けるので、1話ずつ見ていた時とは
違う面白さが発見できます。
尺の短いアニメって、普通のアニメに比べて出来ることが限られているため、なかなか監督独自の色を出す
ことは難しいです。
しかしながら、このアニメではありとあらゆる手を使って、半ば無理矢理にヤマカン色を詰め込んでいる感じ。
ヤマカンオワコンと言われ始めて久しいですが、このアニメでは結構持ち味が出ているかと。
これをきっかけに初心に戻って、かんなぎの2期に臨んでくれればな、と。

戦勇。公式HP
  
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まんがーる!の感想及び評価

まんがーる!見ました。
  《作品概要》(公式HPより抜粋)
もし、漫画編集経験ゼロの女の子たちが、コミック雑誌を創刊したら? 「月間コミック アース・スター」創刊時より連載されている人気コミックが、ついにTVアニメ化! 天真爛漫な”はな編集長”と女子編集部員たちのゆるーい日常と、漫画業界のリアルな事情(?)の両方が詰まった『まんがーる!』。これを見れば、コミック編集部の裏側がわかる…かも?

 ❏ アンバランスなキスをして
バクマン。が漫画家の裏側をリアル(?)に描いたのに対し、このアニメでは漫画雑誌編集者の実務や作業を
リアルかつ具体的に描いています。
普通では知ることのできない専門的なことや出版までの作業の流れ、編集者あるある等が主な内容。
それを萌えキャラで面白おかしく描いていくパティーン。
ヤマノススメ同様、自分の知らない世界を垣間見ることが出来るというのは、好奇心旺盛な人であれば
問答無用で楽しいものです。
こちらも、短編アニメの割には色々な要素が詰まっていて、それなりに見ることができました。
ただ、ヤマノススメに比べると、ちょっと萌え要素が強めで、全体的に落ち着きが無いのが難点。
声優もメインキャストは若手中心で、モブを演じている面子(キタエリ・かやのん・あおちゃん)の方が有名だし。
そういった点も含めて、あまりバランスが良くない感じかな。

 ❏ ひどいよー(迫真)
何なんですかね、このOP曲。分かっていても、毎回聴く度に吹いてしまう。
曲を手がけたのは小池アニキと畑氏ということで、アニソン界ではお馴染みの顔ぶれ。
フルで聴くと、ピコピコ音とかミックスが良い感じに効いていてそんなにおかしくはないのですが、アニメ用に
短く切り取られたとこ(サビ)だけ聴くと、電波すぎて泣けてくる。
M@N☆GIRL!の不安定な歌声が、より電波感を助長しています。
そして、アニメ終了後のCMで流れるPVでとどめを刺されるという毎度の流れ。
「2日で覚えました」的な締まらないダンスと曲と声が合わさった時、凄まじい破壊力が生まれます。
あれを見る度に、失笑を通り越して超脱力してしまう。なんかもう、全てがどうでも良く思えてくる。
何はともあれ、これだけ中毒性が高くて印象に残るものが出来上がっているのですから、ある意味
それだけで成功なんじゃないかと。

 【まとめ】
今期の5分アニメの中では、良くも悪くもかなりインパクトの強い作品。
もう少しバランスを調整すれば見やすくなるのになぁ。
ただ、このカオスな感じが強烈なインパクトに繋がっているので、どっちが良いとも一概に言えない。
同じ雑誌で連載されている作品(ヤマノススメ)と合わせて一つの枠を作るというやり方は、全然アリだと思う。
内容にもよりますが、無駄に30分にするよりは飽きられにくいですし、気軽に見ることが出来ます。
5分は極端すぎるので、30分枠で15分アニメを2本がベストだと思うんだけどなぁ。
アザゼルさん以降あまり見かけないけど、見てる側としてはあれくらいのボリュームがちょうど良い。
今期5分アニメが急増したのは、作っている側も色々試してベストな長さを模索している証拠だと思うので、
ゆっくり動向を見守っていきたいと思います。
理想は、「監督等が原作を読んで、その作品が活きるベストな尺を導き出すシステム」が生み出されること
だと思いますが、局の編成との兼ね合いもあるのでなかなか難しいのかな。
なんにせよ、「アニメ=30分」という固定観念から解放されつつあるのは良い傾向です。

まんがーる!公式HP
  
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俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎるの感想及び評価

俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる(通称:俺修羅)見ました。
  《作品概要》(公式HPより抜粋)
主人公・季堂鋭太は成績優秀で恋愛アンチな高校一年生。妹みたいな幼なじみ・春咲千和と普通の高校生活を過ごしていたが、ある日校内一の美人と評判の帰国子女・夏川真涼から告白されてしまう。しかしその真意は、周囲の目をごまかすための偽装カップルを演じることだった。真涼にある”秘密”を握られてしまった鋭太は無理矢理”彼氏”を演じることに…。さらに”元カノ”姫香や”婚約者”愛衣も加わり、鋭太をめぐる壮絶な修羅場が幕を開ける!!

 ❏ タイトル買い
最近のラノベに多い、タイトルのインパクトで買わせるパターンの作品。
もっとドロドロして殺伐とした修羅場なのかと想像していたのですが、いわゆるハーレム系ラブコメって感じ。
思ってたよりはギャグ多めでユルイ内容でした。
こういうジャンルが好きな方にとっては、それなりに楽しめる内容かと。
ただ、ファンタジー系じゃないのなら、さくら荘や俺妹のようにもう少しドラマチックな展開が欲しかったという
のが本音。
中二病ネタやジョジョネタも、スパイスとして使う分には有効かもしれませんが、メインの武器として使うには
心許ないですし。
せっかく目を引く良いタイトルなんだから、それに見合う内容だったらもっと良かったのに。
修羅場すぎるって言うんなら、それこそSchool Daysくらいのことはやっていただきたかった。

 ❏ 王国民大勝利
ヒロイン4名のキャストがなかなか興味深い。
ゆかりん+勢いのある若手3人(金元・茅野・赤崎)ということで、うまいことバランスが取れています。
ただ、この4人で一緒に歌うのには、やはり無理があった。
曲自体はノリノリで空耳もある、キャラで歌うアニソンらしいアニソンなのですが、いかんせんゆかりんと
それ以外の方とで歌唱力に差がありすぎる。
発声、ビブラート、抑揚、声の安定感、どれを取ってもゆかりんがズバ抜けていて、完全に浮いちゃってます。
図らずも、声優としてのキャリアの差や格の違いを見せつける格好となりました。
不協和音とまではいきませんが、アンバランスであることは間違いない。
これならば、CDとして発売するのではなく円盤の特典として付けるのも納得。
GAの時は、そんなに浮いてるようには感じなかったけどなぁ。
まぁ、あれから10年くらい一線級で活躍しながら、ライブやCDも出し続けている訳ですから、それも当然か。
昨日今日出てきたような若手には負けられないぞ、という強い思いが込められていたりいなかったり?

 ❏ A-1の制作現場が修羅場すぎる
独特な淡い色使いは、テレビのコントラストの設定を間違えてしまったんじゃないかと思うこともありますが、
それも5分もすれば慣れます。
確かに、前後もアニメ番組だと、その対比でより色が薄く感じますが、円盤等でこれを単体で見る分には
さほど違和感は無いかと。
このように、あらゆる方法を使って作品のイメージや世界観を表現しようとする試みは嫌いじゃないです。
キャラ付けというか、何か一つ大きな特徴を作ることで、視聴者の印象にも残りやすいですしおすし。
それにしても、A-1は最近グングン伸びてきてますね。
今期は5本同時進行ですか。昨年までは、年間5本程度のペースだったのに。
今のところ大きく作画が崩れたり、手抜きが増えたりということは無いので安心して見ていられますが、
分をわきまえるというか、限界点をしっかりと見極めて、無理をなさらない程度に頑張ってもらいたいところ。
同時期にクオリティを落とさずに何本も作れるというのは武器になりますし、アニメ業界としても重宝する存在。
その分、1本1本の印象は薄れてしまうため、京アニやP.Aみたいなブランド戦略は行えない。
どっちが良い悪いという訳ではないので、それぞれのやり方でアニメ界全体を盛り上げていってもらえればな
と思います。

 【まとめ】 
アニメとして見た場合、色使いや中二ノートの絵など、随所で個性的な表現を取り入れており、その点に
ついては高く評価できます。
しかしながら、ラノベラノベしているタイトルに反して内容は軽めなので、やや物足りなさが残る。
というか、無理して引き伸ばしているような、出し惜しみしているような感じなんだよなぁ。
もっと無駄を省いて、シリアス展開の割合を増やしても良かったかも。
色同様、内容も薄まってしまっている印象です。
内容の薄さと色が連動しているというのであれば、画期的すぎて腰を抜かしますが。

俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる公式HP 
   
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琴浦さんの感想及び評価

琴浦さん見ました。
  《作品概要》(公式HPより抜粋)
翠ヶ丘高校に転校してきた琴浦春香は、一見、普通の女子高生だが、実は人の心を読めてしまう能力の持ち主。その能力のため幼い頃から辛い経験を繰り返し、心を閉ざして周囲から距離を置いていたが、クラスで隣の席になった真鍋義久との出会いがきっかけとなり、彼のエッチな妄想に振り回されながらも徐々に心を開いていく。やがて、その力に目をつけた御舟百合子によってなりゆきから彼女が部長を務めるESP研究会に入部することになるのだが…。
人の心が読める少女と彼女に惹かれる少年が織り成す学園ファンタジーラブコメ

 ❏ 「ウサギの皮を被った狼」の皮を被ったUMA
初めは普通のラブコメなのかと思っていたのですが、1話からいきなりトラウマ回想突入で面食らいました。
もっと気持ちの準備をしてから見ないと、こっちまで過去のトラウマを思い出しそうで怖い。
そんな感じで、可愛らしい見た目や色使いからは想像できないような重い展開が待ち構えています。
あまりのハードさに、軽い気持ちで見ると後悔するかも?
その後、急に普通のラブコメに戻ったり、その途中でまたシリアスモードに突入したりと、振り幅が大きすぎる。
で、結局、どっちがこのアニメの本質なのかはイマイチ分からない。
シリアスをやるにしては全体の雰囲気がポップすぎるし、ラブコメとして楽しむにはトラウマがいちいち重い。
両方楽しめるって言えば聞こえは良いけど、正直、どっち付かずで中途半端な印象。
もっと、どっちかに強く傾いても良かった気がします。

 ❏ うおっまぶしっ!
前項でも触れましたが、登場するキャラクター達は何かしらの悩みやトラウマを抱えています。
しかしながら、皆さん漏れなくメンタルが強く、人が良いため、普段はそんな悩みなんか無かったかのように
無理して(?)振舞っている訳です。
私だったら一生心の傷として残りそうなイジメや嫌がらせを受けたって、ちゃんと謝ってさえくれれば
それ以上はお咎め無し。復讐なんてもってのほか。
みなさん、人格者すぎて眩しいです。輝いて見えます。
登場人物全員が、サイコパスで言うところの常守監視官や槇島のような「免罪体質者」って感じ。
たまに嫌なことを思い出すことはあったとしても、取り返しの付かないくらいに色相が濁ったりはしない。
虐待とか親の自殺なんて、そう簡単に立ち直れる経験じゃないような気がするんですけどね。
どんなことがあっても明るく前向きに生きていこう、という理想の人間像が描かれています。
そんな姿を見ることで、つくづく自分の心の汚さを思い知らされました。
自分がそうだからなのかもしれないですけれども、汚い人間とかダメな人間の方が見てて面白いんだけどなぁ。
「自分もこれくらい強い人間になりたかった」と落ち込んで欝る一方ですよ。
つまり何が言いたいのかっていうと、人としてのリアリティが無い。
表面では笑っていてもどこか影があったりとか、一人でいる時は膝を抱えていたりとか、そういうシーンが全然
描かれていないため、キャラとしての奥行きが足りない。
でも、アニメってそれで良いんじゃないかなって気もします。
アニメを見ている大多数は明るく楽しいものを望んでいる訳で、その需要に応えているだけですし。
程度の違いはあっても、人間なんて誰だって生きていれば自然と悩んで欝になるんですから、せめてアニメの
中では夢を見させてください。
アニメというカウンセリングを通して、少しでも現実世界でのサイコパス数値が下がれば、それで良いじゃない。
まぁ、そんなアニメばっかりじゃ困りますけどね。

 ❏ (>ワ<≡>ワ<)コシコシコシ
OP曲が、とにかくノリが良くて覚えやすい。
弾幕も打ちやすいですし、非常にアニメ向きな楽曲ですね。
この曲のおかげで、アニメ自体にもだいぶプラスの補正がかかっている気がします。
やっぱ、アニソンってこうじゃなくちゃ。
この作品の陽の部分だけをピックアップした曲なので、内容とのギャップはやや感じますが。
アバンのシリアス展開真っ最中にこの曲が流れてくると、雰囲気ぶち壊しつつも、少しホっとする。
まぁ、OPをこれにしたということは、根本にあるのはこっち(陽)ということと捉えて良いのでしょう。
アニメとは直接関係無いですけど、PVのまめぐちゃん可愛いよね。
特に、前髪をアップにしてるやつは個人的に超好きナンデスケドー。

 【まとめ】 
人気もあるみたいですし、普通の人であれば十分満足できる内容。
ただ、私のようなひねくれ者で心の汚い人は、共感よりも嫉妬心の方が強くなってあまり好きになれないかも。
琴浦さんが人との出会いによって成長し変わっていく姿を見せたいっていうのは分かるんですけど、
いかんせん心を開くスピードが速すぎる。同じくらい、惚れるのも速すぎる。
もっと人を寄せ付けない期間を長く描いても良かった気がするけど、1クールじゃそれも致し方ないか。
アニメの絵よりも原作の絵の方が、陰があるように見えて合ってる気がするんだけどなぁ。
どうでも良いけど、欲望丸出しで本能の赴くままに行動する下衆い系の主人公が最近流行ってますよね。
個人的にはあんまり印象は良くないんですけど、その方がお約束的なエロ展開に持って行きやすいっていう
事情もあるんだろうし。
今時、男臭いのは時代遅れってのも分かりますが、下衆い系か朴念仁系かの2択になりつつある。
主人公像が時代とともに変わっていくのは悪いことではありませんけど、画一的になってしまうのは勘弁。
あと、妄想の中とはいえ、金元っちゃんがセクシーな声を出しているのは貴重。
また、イカちゃんの声で「このエロス!」と罵られるのも悪くないものですな、フヒヒサーセン。

琴浦さん公式HP 
     
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たまこまーけっとの感想及び評価

たまこまーけっと見ました。
  《作品概要》(公式HPより抜粋)
うさぎ山商店街にある餅屋の娘・北白川たまこは、お餅と生まれ育った商店街のことが大好きな高校1年生。商店街が特に忙しくなる年末に、突然、高飛車な鳥がやってくる。人の言葉を話すその鳥は、ひょんなことからたまこの家に居候することになって…? たまこと不思議な鳥が繰り広げる、お騒がせな一年が始まります!

 ❏ コメディNo.1
ゆるふわ系アニメの火付け役というかパイオニアの京アニですから、言わばこのジャンルは得意分野。
ただgdgd駄弁るのではなく、1話の中に起承転結を設けて、ストーリー性のある内容に仕上げています。
それに加えて、ギャグっぽい演出があったり、ベタな笑いのノリがあったりして、ゆるふわ系というよりは
コメディに近い感じ。
昭和の喜劇みたいなものを彷彿とさせるというか、それを目指しているのでしょう。
京アニ系女子(京アニ特有のなよっとした可愛らしい仕草や動きをする女の子キャラ)は健在ですし、作画に
関しては言うまでもなく。
学校よりも商店街を中心に話が展開されたり、餅屋の娘という謎の設定も新鮮っていえば新鮮。

 ❏ コレジャナイ
京アニ初の完全オリジナル作品ということで注目を集めていましたが、一般的なゆるふわ系アニメよりは
色々な工夫や遊びも多く、見応えのある作品だと思います。
GJ部や生徒会の一存が苦手という方でも、このアニメに関しては全然見ることができるでしょう。
ただ、視聴者が京アニに求めているアニメって、このジャンルじゃないと思うのですよ。
期待を裏切るとまではいかないくとも、肩透かしを食らったかのような感覚。
そのことは、「日常」の時に学んだハズなんですけどね。
もっと本格派なアニメを作って欲しいのに、なかなかそこに手を出さない。
やればできる子なのに、わざと避けているのか、万全を期すために時間を稼いでいるのか。焦らしおる。
これはこれで十分アリだとは思うのですが、本当に見たいのはコレジャナイ!感は残ってしまいます。

 ❏ 声優だから歌が下手でも関係ないよねっ!
毎回、OPの歌い出しと同時に「ズコー!」という声が漏れてしまう。
サビの裏声のところなんか、頑張りが伝わってきて応援したくなっちゃうよ。
明るいしノリも良くて、曲も歌詞も悪くないです。
もちろん、声優さんだって悪くないです。だって、声優の本職は歌じゃなくて声での演技なんだもん。
だから、別に歌が上手くなくたって何の問題もありません。
悪いのは、これを世に出してしまおうと決断した大人達であって、洲崎さんはむしろ被害者ですよ。
これまでに大きな仕事も無くて、ここがチャンスなのは分かるんですけど、誰か止める人はいなかったものか。
出来ないことはキッパリと断る勇気も大事だと思うんですけどね。
歌唱力だけが全てではないですから、たまこという役になりきって歌うという点においは「味」や「らしさ」が
出ていて、これはこれで好きな人がいるのかもしれませんが。

 【まとめ】 
最近のアニメには、あまりない古風な空気感を持つアニメ。
それが盲点だったのか、単に需要がないから今まで作らなかっただけなのかは分かりません。
ゆるふわ・ラブコメ・ちょいファンタジーと色々な要素が上手いこと混ざり合っていて、良く出来ています。
見ていて明るく前向きな気持になれるので、個人的には決して嫌いって訳ではないです。
ただ、猛烈なスピードで季節が巡っていくため、続編とかは考えず、使い捨てる感が満々。
面白くないことはないのだけれども、ダダハマリするって感じでもないですかね。
中二病の後だから、なおさら安っぽく見えてしまう。
繰り返しになりますが、やっぱり京アニにしか出来ない・作れないものが見たいっていうのが本音です。

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ヤマノススメの感想及び評価

ヤマノススメ見ました。
  《作品概要》(公式HPより抜粋)
人気イラストレーター・しろが描く「女の子だけのゆるふわアウトドア」コミック『ヤマノススメ』が2013年1月よりTVアニメ放送開始! インドア趣味で高所恐怖症の「あおい」と、山大好きで常に周りを振り回す「ひなた」。幼馴染の二人は、幼い頃一緒に見た山頂の朝日をもう一度見る為、登山に挑戦することに。登山道具で料理対決したり、近所の小さな山に登ってみたり…。少しずつ知識を身に付け、登山仲間も増えていく。あの日見た朝日を見られるのはいつ?
 ❏ ソースはNHK
NHK(MAGネット)で言うところの「ゆるふわ系アニメ」の一種。
とはいえ、山登りという目的が存在しているため、同じゆるふわ系でもGJ部とはやや方向性が異なります。
友情有り、雑学有り、コメディ有り、そして成長有りと、内容的には充実している。
むしろ、なぜ5分なんだ?という感じ。せめて、15分はあっても良かったのでは。
MAGネットでは、「5分アニメなのにハイクオリティ」という紹介のされ方でしたが、うん、まぁ、はい…。
そりゃ、映像も借りて取材もさせてもらっている以上、悪くは言えないですよね。
ただ、「ハイクオリティっていう言葉を使ってしまうと逆に嫌味に聞こえる」と思ってしまうのは、ひねくれ者の
私だけでしょう。
もし、30分に直したとしたら、普通か普通よりやや動かない方だと思いますけど。
まぁ、このアニメに関して言えば、動く動かないはそんなに重要なことではないので別にいいんですが。

 ❏ 5分アニメの在り方とは
このアニメのウリとして挙げているのが、「自治体と協力して実在の地名や背景を登場させ、視聴者に
親近感を出す」という手法。
今となってはそれが当たり前となってしまっているので、地元の方以外は歓喜するほどのことではないですね。
もう一つのウリは、「プライベートでも仲の良い声優同士をキャスティング」らしいのですが、この短時間で
それを感じ取れる人はいるのだろうか。
その空気感をアニメにも出したいという思いは分かるのですが、ちょっと難しいでしょ。
5分という超限られた時間の中で、何か他とは違うことをやろうという意気込みは買いますよ。
ぷちアニメ自体も勢力を拡大し始めたのはここ最近のことですし、まだハッキリとしたスタイルが確立されて
いないっていうのはあります。
どうせ何が当たるかなんて分からないんだから、やれることはどんどんやって、今のうちに主導権を握っちゃえ
ばいいんですよ。
前期のうーさーてーきゅうもそうでしたし、今はまだ新しいことをどんどん試す段階。

 【まとめ】 
山ガールという言葉もあるにはありますが、萌えと組み合わせるには異質な部類かと。
ガルパン同様に、登山という硬派な趣味と萌えキャラとのギャップが魅力。
登山情報(山知識や道具)が、可愛らしい絵に似合わず本格的なんですよね。
自分が知らない世界を知るっていうのは好奇心が刺激されますし、解説も丁寧で助かります。
「どうせ5分だから」という考えではなく、「5分だけど妥協しない」という精神は伝わってきました。
5分アニメとしては、かなり密度が濃くて見応えがある。
というか、前述した通り、そもそも5分である必要性を感じない。
EDの曲がサビだけなのに、地味に頭に残って困る。また明日ヤッホー!

ヤマノススメ公式HP
        
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ビビッドレッド・オペレーションの感想及び評価

ビビッドレッド・オペレーション見ました。
   《作品概要》(公式HPより抜粋)
アニプレックス、電撃G's magazine、A-1 Picturesが手がけるオリジナルアニメーションプロジェクト。
監督はアニメーターとして可愛い少女を描き続け、「ストライクウィッチーズ」ではその可愛い少女たちの魅力をあますことなくフィルムに詰め込んでみせた高村和宏。シリーズ構成は、アニメオリジナル作品で数多くのヒット作品を生み出している脚本家・吉野弘幸が高村監督と共同で担当。アニメーション制作は、その安定したクオリティで定評のあるスタジオA-1 Picturesと、最強の布陣でプロジェクトは動き始める。キャッチコピーは「友情が世界を守る鍵」。

 ❏ トータルバランサー
友情、萌え、バトル、メカ、そして尻と、男子が好きな要素がこれでもかというくらい詰まっています。
普通だったら、これだけ色々詰め込むと消化不良を起こしてカオスな感じになりがちなのですが、どれも
バランス良く組み込まれていて、上手いことまとまっているなぁ、という印象。
舞台こそ近未来ですけれども、内容はシンプルで分かりやすく、どちらかと言えば王道の部類。
超展開がありつつも、定石は外さない手堅さも持ちあわせており、新アニメとは思えない安心感が存在する。
また、時間の使い方が巧みで無駄が少ないため、最後までテンポ良く見ることができます。
ベタだけど、熱い展開は燃えるよね。
細かい点で言えば、キャラクターの名前が各人のテーマカラーと連動しているため、覚えやすくて助かります。
(あかね=赤、あおい=青、わかば=緑、ひまわり=黄色、他にも黒や桃など)
正直、これだけアニメを大量に視聴していると、各作品の登場人物の名前を覚えるのは至難の業。
なので、色や特徴などに関連のある名前は、イメージ化して右脳で記憶することが出来るため、すんなりと
覚えることが出来ます。
大したことじゃないんだけど、そういうヘビーアニメウォッチャーに対する気遣いはありがたい。

 ❏ CGレボリューション
このアニメの特徴(魅力)の一つとも言えるのが、CGの使い方。
CGそのもののクオリティは一般的なのですが、その使い方に工夫を施しているため、より手描きのアニメと
上手く融合しているように見えます。
具体的には、「キャラの顔が見えるギリギリの距離」や「後ろ姿」にしかCG使用しなかったり、わざとコマ数を
落としてCG特有のぬるぬる感を抑えていたり。
少し詳しく解説すると、CGを使用した際の一番のデメリットである『キャラの表情の違和感』を無くすために、
「表情のパターンを増やす」のではなく、「そもそも顔を見せなきゃいいじゃん」っていう逆転の発想。
まぁ、確かにその通り。映画や特撮でいうところのスタントマン的な役割のみCGに担わせるということ。
例えば、特撮等を見ていても、「これはスタントマンだな」って分かることはありますが、今更そこにいちいち
違和感を覚えるということはありませんし。
それと同じことがアニメでも通用するのでは?という仮設を実証した形です。
そのおかげで、海上でのスピーディー且つ爽快感溢れる戦闘シーンが可能となりました。
また、普通は完成したCGをそのままぶっ込みがちなのですが、それを一旦静画にして余分なカットを削る
ことでフレームレートが手描きの絵と同等になり、CGが違和感無くアニメの中に溶け込んでいる。
CGを使用した際のもう一つのデメリットである『急にぬるぬる動く違和感』を無くすために、「手描き絵の
枚数を増やして全編ぬるぬるにする」のではなく、「CGの方を手描きレベルまで落とせばいいじゃん」っていう
これまた逆転の発想。
CGを静止画にするという工程は増えますが、全編ぬるぬるにするよりは遥かに楽。
実際のところ、それらの手法を使用したシーンは十分実用レベルに達しており、今後のアニメでCGを使用
する際のスタンダードとなり得る可能性も。
今のうちに特許を取っておいた方がいいんじゃない?
ラブライブ!とこのアニメに共通するのが、「CGそのもののクオリティを高めるのではなく、使い方を工夫する
ことで手描きとCGの境界線を小さくしていこう」という考え方。
今までは、「作ったCGをそのまま使う」という段階でしたが、「よりアニメに合った使い方を模索していこう」と
いう段階にステップアップしました。
そのおかげで、徐々にCGに対する抵抗が減ってきているのも事実です。
将来的に、どこかの偉い学者さんが『アニメにおけるCGの使用とその歴史についての考察』という論文を
学会で発表した際に、「2013年が大きなターニングポイント」と記されているのではないでしょうか。
それくらいの変革が、今まさに起ころうとしています。
もちろん、他の制作会社が全く追随しなかったり、もっと凄い技術が登場して、定着せずに終わる可能性も
十分あり得ますが。

 ❏ ケツ弾力
今まで色々と特徴を挙げて参りましたが、最大のポイントは何と言っても高村監督のケツへのこだわり。
ストパンから脈々と受け継がれているプリケツ描写ですが、さらにパワーアップしている感じ。
他の学校や男子の制服は普通なのに、このアニメの舞台となる学校の女子だけ制服がピッチピチの短パン。
体操着はもちろんブルマだけど、制服と布地の色しか変わってないやん。
ケツ中心のアングルも多く、もうこれはフェチの域を超えて、ケツへの愛ですよね。
まぁ、嫌いじゃないから良いですけど。
これだけケツにこだわっていても、エロさよりも健康的な感じの方が上回っていて不快感はない(人によるか)。
また、本筋を邪魔しない程度なのも良い。
ストーリーとか二の次で、そっちばっかりに力を入れている作品をたまに見かけますが、それでは本末転倒。
ストーリーが要らないんだったら、わざわざアニメを見る必要性は薄いですし、面白味も感じません。
なので、ストーリーを食わない程度に抑えることも大事。
このアニメの場合、あえて抑えているというよりは、本筋の面白さがケツを上回っているという感じですかね。
もちろん、その前提としてキャラが可愛いってのもあります。
単純にビジュアル的なものだけでなく、ポーズであったり細かい仕草なんかもいちいち可愛らしいのが憎い。
まさに、両方の意味で「あざとい」ですわ。

 【まとめ】
各所においてツボを抑えていてソツがなく、アニメとしては非常に良く出来ています。
一度見始めると、怒涛の勢いで話が進んでいって、気付いたらEDっていう感覚。
話の運びや見せ方が上手いですし、有無を言わさず最後まで見させるだけのパワーを感じます。
タイミングやアクシデントによって起こる偶然のヒットに賭けるのではなく、最初からヒットを狙いに行っている
のが分かる。そして、悔しいけれども、その思惑にまんまとハマってしまっている自分がいる。
妥協せず細部にまでこだわって作っているので、全体的にハイレベルで安定しています。
変身バンクの必要性とか、敵と戦うことになった少女たちの飲み込みの早さ(合体や武器の使い方)とか、
無理やり難癖を付けられないこともないですが、そんなことどうでも良く感じるくらいのワクワク感がある。
「メチャクチャ面白くて毎週楽しみで仕方がない!」とまではいきませんけれども、今期の中では上位安定かと。

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