辛口アニメ評論ブログ

新アニメの感想を辛口で勝手に述べまくるブログです。

2012 夏アニメ

だから僕は、Hができない。の感想及び評価

だから僕は、Hができない。見ました。
タイトルの印象から、勝手に「俺妹」や「はがない」系のアニメなのかなぁって想像していたら、どっぷり
エロファンタジーでした。
死神だかなんやらかが人間界に降りてきて敵と戦うという、比較的ベタなお話。
特筆すべき点は、これといって思いつきません。以上。
だからと言ってダメダメかと言うと、そこまでではなく。いわゆる、平凡ってやつ。
所々に笑えたり面白かったりする部分もあるんですが、全体として見た場合、そういう感想となってしまう。

まず、主人公のキャラが下衆い。
もちろん、やるときはやるから問題ないんですが、普段がエロに対して貪欲過ぎる。
視聴者だってそういう願望はあると思いますが、そこまでエロにオープンなお国柄じゃない訳で。
下衆い主人公には共感しずらいというか、なんか応援しづらいわ。
そして、ヒロインが弱すぎる。毎回同じやられ方しています(触手責め)。
パターン同じで、お前はアンパンマンか!って言いたくなります。

それにしても、規制のかけ方が酷い。魔乳秘剣帖に匹敵するレベル。
大事な3点(上半身2点及び下半身1点)を同時に隠すには、三角形が一番効率的だというのは分かります。
分かりますが、 それだと隠さなくていい部分まで覆われてしまいますし、何より不自然極まりない。
アニメ見てて、急に謎の白い三角定規や太い直線が画面一杯に出てきたら、そりゃ萎えますわ。
せっかくアニメの世界に入り込もうと頑張ってるのに、一気に現実に引き戻されてしまう感じ。
手間はかかるかもしれないけど、もう少し他のやり方があったでしょうに。
地上波真っ白BD丸出し商法(勝手に命名)自体の是非については、今更どうこう言う気はありません。
現に、それによって売り上げを伸ばしてる作品もあるみたいですし(某ハイスク◯ルD×D等)。
だからと言って、地上波民を軽視するのは勘弁してもらいたい。

どうでもいいことですが、最近、きゃりーよく出てるなぁ。
特徴的な声質なので、使う側からすると役柄を選びそうな気もしますが、モブから主役級まで幅広く受け入れ
られているようで。声が特徴的な分、声色ではなく演技力でキャラを演じ分けなければいけない。
今はまだ新鮮さから起用されている部分も少なからずあると思うので、今後定着していくためには今が一番
大事な時期かと。その人にしか出せない声や代わりのきかない声って、いつの時代でも必要とされます。
個人的に個性派声優は嫌いじゃないので、長く残れるように頑張って欲しいところです。

これも、中妹同様ご自分の段階に合わせて見るのが宜しいかと。
アニメを見ている人なら、ファンタジーは誰しも必ず一度は通る道なので、今現在ファンタジー熱とエロ熱が
最高潮に達している人には最適のアニメです。
それ以外の人が見ても全く問題ありませんが、変な規制以外印象に残らないんじゃないかな。
うまく言えないけど、何か物足りない感じ。
このアニメならではの武器というか、ウリがいまいち見えてこない。
BD等で見る分にはポロリアニメとして割り切れそうですが、それが無い地上波ではなかなか難しい。
さて、どうしたもんかね。

だから僕は、Hができない。公式HP


共感した方、参考になった方はここをクリック

反対意見のある方ははここをクリック

ソードアート・オンラインの感想及び評価

ソードアート・オンライン見ました。
なるほど、その手があったか。
使い古されたファンタジーの世界も、「リアルに作り込まれたオンラインゲームの世界」というフィルターを
通すことで、すごく新鮮なものに見えてきます。
一話一話のテンポは良くて、限られた時間の中でよくまとめてるなぁ、と感心。
ただ、全体のテンポは速すぎる。何週か見逃したかと思っちゃいましたよ。
99層という先の長さから色んな展開を勝手に想像してワクワクしてたんですが、気付いたら70層超えてるし。
主要なエピソードは取り上げてるものの、もう少し丁寧にじっくり進めても良かった気がします。
というか、もっと色んなエピソードを作れたんじゃないかって思えて、もったいないと感じました。
せっかく広がった世界が、急速に狭まっていった感じ。
もしかしたら、スピンオフとか特別編的な何かで取り上げる計画があるのかもしれませんが、毎回の
話と話の間の部分だけでも1クール分くらいのエピソードが作れそう。
設定としては、それくらい無限の可能性を感じました。

序盤~中盤にかけてはゲーム攻略の話もそこそこに、週替わりヒロインとのイチャコラ要素がメイン。
出会って、惹かれて、別れてまでが1話の中に盛り込まれていて、どことなく男はつらいよを彷彿とさせます。
ありそうでなかったやり方で、盲点を突かれた感じかも。この恋愛要素が良いアクセントになっている。
バトルメインでゲーム攻略だけを目的としてたら、きっとすぐ飽きてたと思います。
謎アングル(尻アップや見えそで見えないアングル)の多さの是非はさておき、正妻以外にも色んなタイプの
女性キャラがいた方が華やぐのは事実。
それがゲスト的な扱いで、今後は出てこなさそうなのは少々もったいない気もします。
修羅ったりしても面白そうかなぁとも思いましたが、主旨がブレそうなのでやめておきます。

HPとレベルはたまに表示されるけど、ダメージや状態、モンスターの名前とか、ステータス表示をもう少し
詳しくした方が、よりゲームっぽさが出たかも。 
もちろん、町とかのシーンでは邪魔なだけなので、ダンジョン内とか戦闘中とか限定で。
それにしても、一昔前には考えられなかったような設定ですね。
MMORPGが一般的に浸透したのなんて、ここ何年かのことですやん。
それがラノベになって、アニメ化されて。新しい文化が生まれてから、アニメになるまでのサイクルが速いよ。
何とか踏ん張ってるからギリついて行ってますが、油断したらすぐ時代に取り残されそう。
きっと、脳キャパが一杯になって踏ん張りが効かなくなった時にオッサン化するんだろうなぁ。
次から次へと新しいものが出て来ますから。
デジタル機器が苦手なオッサンの気持ちが、少しずつ分かり始めたマイ・レボリューション。 

ここらでちょっと厨二の話をしましょうか。
このアニメやAWのことを厨二アニメだと批判する方がいらっしゃるようですが、厨二の何が悪いのか。
この手のアニメに関しては、厨二であればあるほど設定が作り込まれているということですから、むしろ
世界観に深みが出てプラスだと思います。
そもそも、どんなアニメだって少なからず厨二要素は含まれている訳で、それを好んで見ている以上は
どのアニメを見ようが厨二レベルは同じです。よって、厨二に厨二と言われたところで痛くも痒くも。
世界的に人気のあるワンピースだってNARUTOだって、厨二心が無ければ全く面白くないと思いますし、
そんな気持ちでアニメや漫画を見ていても100%楽しめないでしょ。
面白いものを純粋に面白いと思えないなんて、可哀想としか言いようが無い。
厨二魂を捨ててしまった方には漫画やアニメは向かないと思いますので、どうぞ韓流ドラマでも見て下さい。

そんなこんなで、進行速度にさえ付いていければ見る価値は十分にあります。ゲームが好きな方は特に。
ベタな展開も少なくはないので実況しながらでも面白いですが、より厨二魂を燃やすためにも、一人で
じっくり見てみるのも良いかもしれません。忘れかけていた、少年の心が蘇ってくるかも?

ソードアート・オンライン公式HP


共感した方、参考になった方はここをクリック

反対意見のある方ははここをクリック

織田信奈の野望の感想及び評価

織田信奈の野望見ました。
戦国武将が萌えキャラのアニメは他にも幾つかありますが、その中では出色の出来。
後発だからこそ、それなりのものを作らないと見てもらえないということもあって、かなり力は入ってます。
内容もしっかりしてますし、それなりに作画も良いです。
所々にオッサンを含めた男性キャラが登場するのも類似アニメとの相違点。
萌えキャラオンリーにしてしまうと、萌え胸焼けするのと同時に、全体的に軽くなってしまうので、内容に深みを
持たせるという点においては成功と言えると思います。
それでもまだ、萌えインフレ感はありますが。女性キャラのロリ率が高いというのも、その原因の一つかと。

中身は結構硬派な内容で、ハーレムだけど恋愛要素は少なめ。
作者の歴史愛(もしくは戦国SLG愛)を強く感じます。
可愛らしい絵柄の割には、緊迫感のある戦闘シーンだったり、他武将とのやり取りが濃密だったり。
そこをもっと推していけば良いのに、萌え要素も捨て切れないのはご愛嬌。
戦国モノとしては、へうげものより入り易く、戦国乙女より本格的で、戦コレより戦国戦国しています。

ついでなので、作画についてのお話をしましょう。
一口に「作画が良い」と言っても、それには種類が存在します。
 1.絵が綺麗でぬるぬる動く(例:劇場版アニメ、京アニ全般等)
 2.絵はイマイチだけどぬるぬる動く(例:一部の回のSKET DANCEやNARUTO、外国のアニメ等)
 3.絵は綺麗だけど動きは少ない(例:黒子のバスケ、アムネジア等←多いので最近のものをピックアップ)
元々は1を指していましたが、その数が圧倒的に少ないため、最近ではどれか一つでも当てはまる場合に
「作画が良い」と評するようになっているようです。
個人的には、作画が良い悪いは結構どうでも良くて。
もちろん、悪いよりは良いに越したことはありませんが、それよりも「作画の安定」を求めています。
常に100点なら申し分ないのですが、現実問題としてそれは難しく、頑張り過ぎるとどこかでツケが回って来る。
同じ予算と人員を割けるのであれば、1話100点→2話60点→3話70点→4話90点・・・という作画よりも、
1話から13話までオール80点の方が好みなのです。
アニメって何回も見返すことが多いので、どの部分を見ても同じ絵であって欲しい。
で、このアニメがどれに当てはまるかというと、OPと序盤の数話は1で、その後は3ですかね。
絵の綺麗さは保っていますが、動きは明らかに落ちました。
それでも、見せ方を工夫することで、あまり作画が落ちたように感じさせない。
動く絵に細かいズーム&スライドを組み合わせていることで、より動いているように見せている。
ただ、画面を揺らす演出を多用しすぎではなかろうか。
ここぞという場面で使う分には効果的で良いのですが、あまり多いと効果が薄れてしまうので、せめて
1話1回ペースに。
あと、背景やモブも手を抜かずに描くことで見栄えも良くなっています。各種エフェクトも効果的。
まとめると、「作画が良い」と言うよりは「作画が良く見えるように工夫している」って感じですね。
まぁ、実際の所がどうであれ、結果として視聴者が満足していれば、それが正解。
あれこれ書いてみましたが、正直なところ一定のレベルさえ保っていれば、作画はそんなに気にしてません。
必ずしも、作画が良いアニメ=名作という訳ではないですから。

非常に硬軟のバランスが取れている作品。
締めるところは締めて、萌えるところは萌えてとメリハリもシッカリついています。
無駄に露出度が高いとか、誰がどの武将なのか分かりづらいとか、サルがどうしてこの世界に来て、
何故武将が萌えキャラなのかという点の謎解きに触れる気配が無いとか、気になる部分も無くはないです。
それでも、トータルではプラス。
ブヒラーはもちろん、歴史好きの方も楽しめる要素が多いので、気になる方は見ることをオヌヌメします。

織田信奈の野望公式HP


共感した方、参考になった方はここをクリック

反対意見のある方ははここをクリック

ココロコネクトの感想及び評価

ココロコネクト見ました。
誰しもが持つ、人間の内なる闇をテーマとして掲げている作品(多分)。 
明るいノリがありつつも、シリアスな部分も多い。
キャラも可愛らしいデザインですが、それぞれ内面にダークなものを抱えている感じで、結構重い。
見た目と内容とのギャップが良いのか悪いのかはひとまず置いておいて、上辺だけの中身空っぽアニメよりは
惹かれるものがあります。
登場キャラが少ない分、それなりに名のあるキャストを集められている点も評価できる。
みゆきちの役に結構下ネタ系の台詞が多く、色々ありがたいです。

SILVER LINK.作品にしては、演出が普通。
バカテス、C3、アムネジアのような奇抜演出は控えめで、初めはSILVER LINK.だって気付かなかった。
内容に合わせてってことならそれでも良いんですが、大沼心たん監督にしては何か物足りない気も。
今の時代、無難な守りに走らず「お前ら付いてこれるかな?」的な攻めのアニメが作れるのはシャフトか
SILVER LINK. くらいなのに。

内容が興味深いからこそ、やや不親切な部分がもったいないというか、気になってしまった。
ヒトランダム編では、誰と誰が入れ替わってるのか理解するのに手間取りました。
入れ替わったことに対するフォローが、喋り方が少し変わるってだけでしたから。 
スタートから間もなくて、まだキャラクターの性格や名前、喋り方等を把握していない状態で中身が
入れ替わったって言われても、こっちは混乱する一方。何とかできなかったものかね。
他のアニメでよくあるのは、内面にいるキャラを上半身全裸で背後に出す表現とか。
それ以外にも、文字で表示するとか、声を重ねるとか、入れ替わる瞬間に入れ替わるキャラクター同士を
一緒に表示するとか、もっと分かりやすくする方法は何かしらあったはず。
キズランダム編にしても、例の衝動が起こる瞬間に何らかの効果音やエフェクトは欲しかった。
その分、手間はかかるかもしれませんが、視聴者のことを第一に考えれば、あって当然だと思うのですが。
せっかくアニメなんだから、使えるものは全て使って表現して欲しいですね。
そして、作画も残念。
けいおん!と同じ方が別名義でキャラデザをされているそうですが、結果的に京アニとそうでないとで
こんなに差がつくものなのか、ということを証明してしまった感じ。

OPは爽やか且つ耳に残るメロディーのeufoniusらしい曲で、好感が持てます。
EDはセンテンス毎に変わるようで。確かに、その方が内容とリンクしていて良いと思います。

気になる点はいくつかありますが、その辺は内容の濃さでカバーできる範囲。 
話自体は結構見応えありますし。ストーリーが面白ければ、多少の難点は見過ごせます。
ただ、それを言っちゃうと、別にアニメじゃなくて原作のラノベを読めばいいやってことにも・・・。
せっかくアニメ化するんだから原作とは違った魅力を、もっと言えば、原作を凌駕するくらいの気持ちで
作って欲しいですよね。そういうのって、視聴者にも絶対伝わってきますから。
これまでのSILVER LINK.アニメは、そんな感じだったのになぁ。
それにしても、最近やけに入れ替わり系が多いのは偶然なのだろうか。
昔からあるベタな展開だから取り入れやすいっていうのもあるとは思いますが、ここのところ色んなアニメで
目にしているような。
このアニメでは、それだけがメインではなく、いくつか起こる事件の一つということなので、別に良いですけど。

<追記>
某eufonius氏のTwitterが引き金となり、色々と残念なことになってしまいました。
今でも曲そのものは悪くないと思っていますが、ああいうことがあると素直に応援しづらくはなる。
ドッキリも、そんなに非難を受けるほどのことではないでしょ。
あれが駄目だったら、テレビのバラエティ番組は成立しなくなります。
作品自体に罪はないんですけどね。

ココロコネクト公式HP


共感した方、参考になった方はここをクリック

反対意見のある方ははここをクリック

探検ドリランドの感想及び評価

探検ドリランド見ました。
おそらく、皆さんの期待している通りのことを書きますので、心臓の弱い方は読まないでください。

近年稀に見るドイヒーアニメ。 
戦コレの記事にも書きましたが、この手のモバイルゲームが原作のアニメって、誰をターゲットに
してるんですかね?
一見すると子供向けっぽいですが、この時間帯に子供は見ないでしょうし、そもそも課金ゲームの
プロモーションで子供をターゲットにしちゃ駄目でしょ。
かと言って、実際に課金してるような大人が見るような内容ではない。
そこを明確にしないから、こんな感じになる訳で。 
「子供向け」というより、「子供だまし」の方が正しいかも。
まぁ、最近は子供向けアニメのレベルも高いですから、子供すら騙せないと思いますが。
というか、子供も大人もどっちも見てないんじゃないかと。
ゲームがヒットして金があるからアニメ作ろう、なんて軽い気持ちでアニメ業界に参入されても困ります。
馬鹿みたいにCMを流しても頭打ちだから、次は羽振りの良さそうなアニヲタ層を取り込もうぜ的なノリで
作ってるのが見え見え。
今のところ、これを見ても全くゲームをプレイしたいと思わないのですが、実際にプレイしてみたら、
少しは面白くなるのかしら? 

まず、作画が安すぎるし、動かない。
それをごまかそうとしての静止画スライドやズーム多用で、より安っぽくなっている。
そして、ストーリー展開が安易。
最初の5分でその後の展開が読めてしまう上に、何の捻りもなく予想通りの結末になる。
王道と安易は違うんですよ。
あと、ゲスト以外のキャストが地味。日笠を本編で使わない謎。
バトルシーンも緊迫感が無いから全く燃えない。キャラクターの頭身は低くても萌えないデザイン。
大事なところでギャグとか挟んじゃうから、シリアスシーンが台なし。
全てが中途半端で平均以下のデキで、見所が無いのが見所と言うしかない。

少しクールダウンするために、ここで余談を挟みます。
いるかどうかは分かりませんが、このアニメを面白いと感じている方、それも間違いではありません。
人それぞれ面白さのポイントは違いますし、いる段階(アニメレベル)によって面白さも変わってきますから。
むしろ、その感性を大事にしてください。 
このアニメが面白いと思えれば、現在放送されているアニメのほとんどがめちゃくちゃ面白く感じるはずです。
それって凄く幸せなこと。
私もアニメを見始めた頃は、見るアニメ全てが新鮮で、どんな作品でも食い入るように見ていました。
今思えば、その頃が一番純粋に アニメを楽しめていた気がします。
その後、アニメを見過ぎたせいもあって、今では本当に面白いと思えるものは全体の1~2割程度。
他は、よく分からない義務感や使命感から惰性で見ている感覚。
昔と今、どちらが充実したアニメライフを送っていたかは言うまでもありません。
それでもアニメを見続けるのは、その1~2割を見ていると昔の気持ちを思い出せるから。
どんなアニメでも面白く感じられる時期は、そう長くはありませんので、大事に過ごして下さい。
 
話を戻すと、裏ハマリと言うんですかね。
いわゆるクソゲーと呼ばれるゲームが、時間を経ることでそのクソさが逆に面白いと評価されるように、
あまりの面白くなささが逆に面白いと思って見るしかないです。
アニメのクオリティが高まり続ける昨今、ここまでアレなものは滅多にお目にかかれないので、むしろ貴重かも。
これじゃ、マイナスプロモーションとしか思えないんだけど。
ショボすぎることがネットとかで話題になれば、それによって多少の宣伝効果は期待できるから、それは
それでOKってスタンスなのかな?
さすがに、そこまでは考えてないか。
自身を持って、見ることをオススメしない1本です。 
このアニメを見る時間を使って夏デブTARI TARIをもう1回見た方が、よっぽど有意義な時間を過ごせると
思いますよ。


探検ドリランド公式HP


共感した方、参考になった方はここをクリック

反対意見のある方ははここをクリック

じょしらくの感想及び評価

じょしらく見ました。
絵柄は変わっても久米田節は健在。
本人は「ヤス氏の描く可愛らしい女の子を楽しむための作品」と言っていますが、まだまだ主張が強すぎる。
絶望先生も改蔵もシャフト制作だったので、久米田作品の新たな一面が垣間見えたような、そうでないような。
奇抜演出やコマ送りじゃないと理解できないような小ネタは減った為、シャフト制作より見やすくなっています。
シャフトはシャフトで良い部分もありますし、個人的にはそっちの方が毒々しくて好きでしたが。
でも、新たなファン層獲得のためには、こういう形もアリなのではないでしょうか。

「差し障りの無い程度の会話を~」という前フリからの、毒舌ネタやあるある、自虐、風刺等をあらゆる方面に
向けて放ちまくります。
視聴者も含めて誰も得しないようなネタも多々ありますが、その危うさが魅力でもあり。 
パロディをネタにするアニメの中では、トップクラスの規制の緩さ。 
申し訳程度にピー音や目線が入れられていますが、ほぼ理解できてしまう。
深夜帯だから大丈夫だろうと高をくくってるいるのか、自暴自棄になってしまっているのか、はたまた
スタッフが馬鹿なだけなのか。
銀魂みたいに各方面から苦情が出なければ良いのですが。
原作の都合上、少し古い時事ネタや季節外れの季節ネタが混じっていますが、それすらもメタなネタへと
昇華してしいるのは上手い。
久米田作品お馴染みのキモい(主にブリーフ一丁で無表情の変態オジサン)キャラクターが出てこないのと、
下衆な下ネタが少ないのはやや寂しい。
せっかく可愛らしい声の若手女性声優を使ってるんだから、ひyな単語を(ry

OPは言うことなし(良い意味で)。
安定の神前&畑コンビなので、ノリの良さから覚えやすさ、合いの手の入れやすさまで完璧ですよ。
EDは賛否入り交じるももクロちゃん。
アニメーションの可愛らしさである程度カバーされてはいますが、どうなんすかね。
はい、余談タイム。
ももクロちゃんは、アニメファンにはそんなに歓迎されている感じじゃないのに、何故アニメの楽曲に
よく採用されるのだろうか。
ヨスガから始まって、ドラクラ、モーパイ、ポケモン、じょしらく、そして新セーラームーンと、評判とは反対に
アニメタイアップは増える一方。
さすがに、スタチャだからっていう安易な理由じゃないだろうし、そこそこブレイクして独り立ちしてるから、
そこまでしてアニソンにこだわる必要があるとも思えない。
このブレイクは一過性だけど、ブームが去った後でもアニソンアーティストとしてなら長く活動していられるから
今のうちにたくさん仕込んでおこう、的なことまで見越してのことなら感心するけれども。
さすがに、それは考え過ぎか。
単に私が知らないだけで、実は結構アニメファンにも友好的に受け入れられてるのかな?
個人的には、アニメのジャンルに合っていれば別に良いんじゃないかと。
ギャグとかコメディ系のアニメなら特に問題ないと思いますし。
ただ、シリアス系や感動系の余韻クラッシャーだけはマジ勘弁。

じょしらくに話を戻します。
ゆるゆり的な日常系萌えアニメだと思って見ると、ネタのエグさにやや面食らう可能性もありますが、
これはこれで癖になるかも。
なかなかここまで踏み込んだネタを作る人はいないですから。
肩肘張らずに気を抜いて見るアニメ・・・とはちょっと違うかも。
ギリギリなネタに対して、視聴者も一緒になって突っ込んであげた方が、原作者も制作も喜ぶことでしょう。
HPも意外と凝っていて、たまに覗くと面白いかも。(アニメの進行に合わせて、丸京が卒業になってたり)

じょしらく公式HP


共感した方、参考になった方はここをクリック

反対意見のある方ははここをクリック

この中に1人、妹がいる!の感想及び評価

この中に1人、妹がいる!見ました。
まぁ、無難。
まだ古き良き時代とまでは行かないけど、一時代を築いたハーレム萌えアニメの現在形。
なかなか妹の正体が明らかにならないので、 やや回りくどいというか、ヤキモキさせられる展開になりがち。
それが一番の見所であり、一緒に推理しながら見るのが正しい見方なんだろうけど、そのミステリー要素に
さほど魅力を感じないというか何というか。

良い点としては、女の子が可愛らしい。
肌の質感がエロい。サービスシーンが多い等々。
総じて萌え度が高いです。

反対に気になる点を挙げると、まず主人公の性格がイケメン過ぎる。
天然ジゴロとはこのことか。
もう少し、駄目な部分を出してくれた方が共感できるんだけどなぁ。
次に、女キャラがチョロすぎる。
いくら主人公がイケメンとはいえ、これではビッチ疑惑をかけられても文句は言えない。
そして、肌色率が無駄に高い。
湯気とか謎の白い光を必要最小限に留め、最近のアニメにしては比較的規制が緩い方です。
もちろん、大事な部分は描かれていませんが。
その割には、スカートの中が暗黒。裸はOKなのにパンツはOUTって、規制の基準がよく分からん。
色々と挙げましたが、どれも致命的とまではいかないので、こまけぇことはいいんだよ精神で見ていれば
問題ないでしょう。

話は逸れますが、こういうアニメを見ているとつくづく「好みって分かれるんだなぁ」と感じます。
ここで言う好みとは、キャラクターのことではなくアニメ自体のこと。
私も萌え黎明期からアニメを見ているので、萌えアニメが大好きだった時期はありました。
「萌え」という単語が生まれる(使い始められる)瞬間を目の当たりしているので、それなりに思い入れは
ありますし、新しい萌えが生まれる度にwktkしていたものです。
ただ、あまりにも量産されすぎてしまったため、萌えに対する耐性が出来てしまい、普通の萌えアニメでは
満足できない体となってしまいました。
皮肉なことに、萌えを求めた結果、萌えられなくなってしまったのです。
つまり何が言いたいかというと、こういうベタな萌えアニメも必要だということ。
アニメを見ている人の中には、今まさに萌えという感情が芽生えようという中高生も多い訳で、
そういう人達にとっての萌え入門としては最適。
その分、萌えベテランには物足りない内容ですが、今後のアニメ界を支えていく若い世代を育てるためにも、
大目に見てやりましょうよ。
こういう作品が無いとアニメへの間口が狭まっていく一方なので、アニメ人口拡大のためには無きゃ困る。
役割分担というか細分化というか。

まとめると、体内の萌え成分が足りていないという方へ向けたアニメです。
エロ萌えアニメに定評のある名和監督なので、大事なツボは抑えています。
これでもかというくらいの萌え声全開キャストも然り。
ただ、既に枯れかかっている我々世代には、それがちょいと眩しすぎやす。
前述したように、見る人を選ぶアニメだと思います。
自分が今いる段階に合わせて、見る見ないを選択するのがベストかと。
原作はまだ続いているみたいだけど、納得のいく終わり方をしてくれますよね?よね?

この中に1人、妹がいる!公式HP


共感した方、参考になった方はここをクリック

反対意見のある方ははここをクリック

恋と選挙とチョコレートの感想及び評価

恋と選挙とチョコレート見ました。
あまり評判の良くないエロゲが原作ということですが、なんかその通りだなぁって感じがします。
内容は最近多い部活系の学園モノですが、題材が選挙というのが新鮮で、目の付け所は悪くない。 
ただ、全体的に細部の詰めが甘く中途半端。原作の評判にも頷けます。
キャストがアニメ用に変わるのは、エロゲ原作では恒例のことなので特に何とも。
いい加減、うどん健氏を主人公に起用しておけば何とかなる的発想は改めて欲しいですが。

選挙活動についてはなかなか興味深い内容ですし、資金繰りや票集めに奔走する姿は見ていて面白い。
話し合いでのアイデア出しから始まり、それを実現させるための手段や方法について少しづつ詰めていく
というのも、なかなか見応えがあります。
その部分については妙にリアルなので、一緒に考えてみたりしても楽しいかも。
だからこそ、ちょっとした矛盾点や急にご都合主義的な展開になったりすると、一気に萎えてしまう。
せめて選挙パートはリアルに徹して欲しかった。

エロゲアニメの宿命とも言えますが、無駄キャラが多い。
頼むから、もう少し女性キャラを絞ってくれ。
どうせ全キャラ攻略するだけの時間は無いんだろうから、いっそのこと描きたい部分にだけ集約して欲しい。
大人の事情で大幅に改変できないのは分かるけれども、その方が物語も濃くなる気がするのですが。
キャラの他にも、無駄とは言わないけど余計な要素を入れすぎですよね。
放送期間の限られているアニメにおいては、浅く広くよりも深く濃くの方が向いています。
このままだと、一つ一つのエピソードが薄くなりそうで不安。

エロゲに限らず、ゲーム原作アニメの永遠のテーマとも言えるのが、サブヒロインの扱い。
多くの場合はメインヒロインを追います(中にはましろ色シンフォニーのようなメインヒロイン以外の
ルートを攻略するなんてパターンも)。
アニメでの攻略対象を一人に絞ったあとに、サブヒロインのイベントをどう処理するのか、もしくは全く
触れずにスルーするのか、アニメによって対応が分かれます。
個人的には、塩谷プレイは避けて他のキャラのフラグをバッキバキとへし折って欲しいところ。
別の世界線という発想で全ヒロインを攻略するアマガミには驚きましたが。
さて、このアニメではどのような形を取るのでしょうか。

それにしても、今期は学園モノが多いような。ざっと数えて10本くらい?
夏の新アニメが20ちょいで、春から続いてるのも含めると半分くらいが学園モノ。
まぁ、学校はアニメの舞台の定番ですから、おかしいことではないのですが、風景とか部室の感じとかが
似てくると色んなアニメの記憶や情報がゴチャ混ぜになってしまって困る。
そもそも、それらのアニメは現役の学生かそれに近い方々をメインターゲットとしていると思うので、そこから
大きく外れてしまっている時点で既に文句を言える立場では無いのですが。

そろそろ結論と参りましょう。
正直、選挙パート以外は微妙で、よくあるエロゲアニメの域を脱していません。
なので、あまり選挙に魅力を感じないという方には厳しいところ。
逆に、萌えを求めている方には選挙ネタが煩わしく感じるかも。
どっち付かずで、中途半端な印象は拭えません。 
現段階では中の下くらいとしか言いようがありませんが、今後挽回してくるのを期待しましょう。

恋と選挙とチョコレート公式HP


共感した方、参考になった方はここをクリック

反対意見のある方ははここをクリック

夏雪ランデブーの感想及び評価

夏雪ランデブー見ました。
今期のダークホース的アニメと評する方もいらっしゃいますが、それは失礼でっせ。
ダークホースどころか、本命~対抗を張れるレベル。
各キャラクターの複雑に揺れる心の動きが、手に取るように分かるくらい描写が丁寧。
髪の毛の広がりで感情の昂ぶりや落ち込みを表現するのも、ジブリで使われていたくらいの古典的手法
だけど、この作品には妙にマッチしています。 
台詞回しとかタマンネ。 

設定は特に目新しい訳でもなく、ありがちな部類。
にもかかわらず、深く入り込んでしまうのは作品自体に魅力があるという証拠です。
これも、もやしもん同様に「主人公には幽霊が見える」ということ以外はどこにでもあるような日常的な光景。
それこそ、未亡人に恋してしまったなんてシチュエーションは現実にも無いことは無いでしょうし。
だからこそ、感情移入もしやすく、主人公(もしくは店長)を自分に置き換えて見ている方も多いはず。
そういう作品に何が大事かっていうと、やっぱりキャラクターの言動に共感出来ることかな。
でも、それだけでは面白味に欠けてしまうので、行き過ぎない範囲で視聴者の予想を斜め上をいく展開にする。
それだけで、グッと惹きつけられるし、続きが見たくなります。
重要な場面の見せ方も上手いし、会話の間の取り方や演技も抜群に良い(特に女性陣)。
主な登場人物は4人しかいないのに中身が濃いよなぁ。

悪い点はこれといってありませんが、強いて挙げるならば六花ちゃん可愛過ぎやしないかい?
落ち着いた雰囲気と、時折見せるあどけなさとのギャップがまた・・・。
くそぅ、これが大人の魅力ってやつか。 三十路未亡人を侮る無かれ。 
あとは、主人公の外見がチャラい。
中身は普通どころか、少し奥手で真面目な青年だから余計に引っ掛かってしまう。
まぁ、元々女性向けだから、女性に人気の出そうなビジュアルにしておかないとっていう事情もあるのでしょう。

おそらく、一般的なアニメよりはやや年齢層高めの女性がメインターゲットだと思われますが、それに
全く当てはまっていない私でもバカみたいにハマってます。
ビジュアル的なインパクトや話題性だけがアニメの全てじゃないということを、つくづく思い知らされました。
そんなに大きく話題になったり注目されていた作品ではないのと、同時間帯の裏もアニメということで、
視聴者の絶対数はさほど多くないと思われますが、実際に見た人の中での満足度はかなり高いのでは
ないでしょうか。
裏のアニメと分散しちゃうのは本当にもったいない。フジとTBSとテレ東とで何とか調整できないもんかね。
パイの奪い合いしてもしょうがないでしょ。U局は結構空気読んでズラすこと多いのになぁ。
ついでに言うと、何でノイタミナは予告をTVでやらないんだろうか。HPにアクセスしてもらうため?
ノイタミナのHPはコンテンツが充実してて面白いから、わざわざHPで予告やらなくても良いのに。 
それはさておき、少しでも気になっているなら、見ておいて損はないと断言できます。
(※もちろんステマではありません)

夏雪ランデブー公式HP


共感した方、参考になった方はここをクリック

反対意見のある方ははここをクリック

もやしもんリターンズの感想及び評価

もやしもんリターンズ見ました。
待ちましたよ4年半 。というか、ノイタミナ枠がそんなに続いてるのにも驚きです。
まず、気になるのはキャラデザ。
4年半も前じゃ記憶もボンヤリですが、それにしてもイメージが変わりすぎでないかい?
特に女子。かろうじて声で判別できるくらい。及川ちゃんとか能登のキャラとか完全に別人だよ。
絵にも流行り廃りはありますから、 今の時代に合わせてマイナーチェンジしてるってことでしょうけど。
言い換えれば、時代が変わるくらい間隔が空いたってことですが。
まぁ、癖が無くて見やすいから良いけどさ。

ストーリーやキャラ紹介については、特段本編でのフォロー無し。
いきなり先週の続きから、みたいな感じで始まります。
印象深いアニメだったので、だいたい覚えてはいますが、4年半ってそんなに短いとも思えないんだが。
かと言って、総集編とか第0話とかを入れたら入れたで文句言うんですけどね。 

内容に関しては、1期同様抜群の安定感。 
宇宙とか戦争とか魔法とか死神とか、ド派手なことが起こる訳でもなく、ただ菌が見えるというだけで
こんなにも世界が変わるものなのか、という日常の中にある非日常的な面白さ。
さすがに1期で初めて見た時のような衝撃や新しさはありませんが、根本的な面白さは変わっていません。
相変わらず菌達は可愛らしいですし。

OPは安定のClariS。
ちょいと脱線しますが、ClariSの良さって楽曲提供者を選ばないところにあると思うんですよ。
だからこそ、幅広いジャンルの曲が歌えるし、色んな制約に縛られることもない。
しかも、二人の特徴的な声と歌唱力とアレンジでどんな曲に対してもClariSらしさを発揮している。
無限のポテンシャルを感じますよ。
EDも実は結構好きです。
覚えやすいメロディーにユルイ感じの歌声。
そして、初めて聞くような菌の名前を強引にねじ込んだ歌詞。
ポケモン言えるかな?的な感じで、ついつい歌いたくなってしまう。
もやしもんの雰囲気に合ってて良いと思います。

そんなこんなで、続編を待ち望んでいたファンの期待を裏切らないデキだと思います(良くも悪くも)。
菌劇場があるので、やや本編は短く感じますが、原作ストックの問題もありますし、それも致し方ないのかな。
1期を見ていた人は十分見る価値有り。
見ていなかった人も2期から入れないことはないと思いますが、それだとこの作品の魅力を70%くらいしか
堪能できないかも。
YouTubeのフジテレビ公式チャンネルで全話無料で視聴出来るので、それを見てからでも良いのでは。
まぁ、まだそんなに進んでないので、1期分の原作を読む方が手っ取り早いか。
ノイタミナ枠でこのレベルであれば、最後までコケることは無いでしょう。
あとは、1期の時みたいに終わらせ方をどうするかに注目。

もやしもんリターンズ公式HP


共感した方、参考になった方はここをクリック

反対意見のある方ははここをクリック



マクロミルへ登録

ブログ更新のため
1日1ポチずつお願いします

アニメブログ一覧
人気ブログランキング
無料アニメダウンロード
にほんブログ村 アニメブログへ


ブログ内記事検索

勝利で全ショップポイント2倍!今すぐエントリー!
楽天市場
CD・DVDジャンルトップで探す
モバイル版QRコード
QRコード
【ニコ生BAN】超巨乳ノーブラ生主が手ブラ&乳揉みしだき動画
FC2ライブ
登録不要&無料で楽しむエロ生配信
  • ライブドアブログ