リトルバスターズ!見ました。
原作に定評のある作品を、満を持してのアニメ化。
原作に思い入れの強い方も多いだけに、ファンのハードルも高めに設定されてそう。
以前から京アニで作るのでは?という噂(というか待望論)が多かったので、京アニ以外の制作会社が作る
ことに不安が無いと言えば嘘になります。
そのせいなのか、彩色の仕方とか、キャラデザとか、少なからず京アニを意識しているような気も…。
静止画だけ見ると、京アニかと錯覚させる「擬似京アニ」的な感じ。
❏ A&G
ゲーム原作のアニメについての見解は、恋チョコやロボノの記事で散々述べているので割愛いたします。
同じくゲーム原作アニメのロボティクス・ノーツが「なるべくゲーム臭を消す」というスタイルを取ったのに対し、
このアニメでは「ゲーム感を全面に押し出す」というスタイルを選択。
なので、随所においてゲームのプレイ画面が目に浮かぶような作り方をしています。
例えば、キャラクターの登場に合わせてそのキャラのテーマ曲が流れたり、ミニゲームを再現してみたり、
話をミッション形式にしてみたり、次回予告をドット絵にしてみたり。
この作品に合ったスタイルを追求していく姿勢は評価できます。
とはいえ、ゲーム原作は構成が難しいのも事実で、展開としてはオーソドックスに一人ずつ攻略していく
流れになりそう。それに加えて、ギャグとシリアス入り乱れているため、ある意味カオス。
❏ ほっちゃん!ほ、ほーっ、ホアアーッ!! ホアーッ!!
アニメ化にあたって、主人公の声がタミーからほっちゃんに変更。
ほっちゃんの男性役はおとボク以来(?)なので、若干の不安はありましたが、完全なる杞憂でした。
「あぁ、ほっちゃんだな」っていうのはスグ分かりますが、これといった違和感はありません。
元々、癖の強くない声質のため、あまり色をつけたくない主人公キャラにはピッタリはまる。
今期はさくら荘でも男性役を演じており、ここにきて新境地開拓か?
みゆきちやうりょっち、最近だと伊瀬ちゃんあたりが両刀使いとして活躍されていますが、そこにほっちゃん
まで加わるとなると、この枠は超激戦区になりそうな予感。
演技の幅も広がるので、それはそれで良いことだとは思いますが、男性キャラをメインでやっている
若手女性声優達にはちと厳しくなるかも。
❏ ネ申曲祭り
このアニメの長所の一つとして挙げられるのは、音楽の良さ。
テーマ曲はもちろん、BGMも含めて耳に入る音楽という音楽の全てが素晴らしいですよね。
文句のつけようがないというか、永遠にループしていても聴き続けられるレベル。
音楽ってゲームでは核となるくらい重要な存在ですが、アニメでもそうあるべきだと思います。
名作と呼ばれているアニメには、必ずと言っていいほど名曲が伴っていますし、音楽の使い方ひとつで
印象もだいぶ変わります。
それなのに、ゲームに比べるとアニメ音楽(特にBGM)はまだ軽視されがち。
マクロスやアクエリオンを作った河森監督は、いち早くその重要性に気付き、音楽というものをテーマに掲げた
アニメをたくさん作りました。
実際、それらのアニメは評価も高く、そこで使われた楽曲は未だに人気が衰えません。
さすがに、それらみたいにボーカル入りの曲をガンガン挿入とまではいきませんが(しなくて正解)、
まるでゲームのように同じメロディーをループさせたりと、BGMの使い方は特殊。
その辺からも、音楽に対するこだわりが伝わってきます。
❏ ヒット・ザ・ターゲット
このブログ内での流行語大賞を獲得した「ターゲットを明確に」ですが、それはこのアニメにも言えます。
原作ファンへ向けたものなのか、それとも新規ファンを獲得するためのものなのか。
今のところ後者っぽいですが、「あわよくば両方」というのは考えが甘い。
それをやってしまうと、どっちのファンも逃してしまいます。
一般的なゲームや漫画ならともかく、リトルバスターズ!クラスだと原作に思い入れが強い人も多く、
両方を納得させるものを作るのは難しいでしょう。
どちらを選択するのか見ものです。
あと、登場する女性キャラの可愛らしさは異常。
ビジュアルはもちろん、内面的な部分においても萌えの王道を行っていて、よく練られたキャラクターだなぁ
と感心するばかり。
最近のアニメにありがちな「一発狙いの変化球萌え」ではなく「ド直球萌え」なため、萌えに安定感がある。
なるほど、原作が人気出るのも頷けます。
リトルバスターズ!公式HP
↑見たくなった方はこちら ↑原作が気になった方はこちら↑
<アンケートにご協力ください>
Q.このアニメ感想記事は参考になりましたか?
原作に定評のある作品を、満を持してのアニメ化。
原作に思い入れの強い方も多いだけに、ファンのハードルも高めに設定されてそう。
以前から京アニで作るのでは?という噂(というか待望論)が多かったので、京アニ以外の制作会社が作る
ことに不安が無いと言えば嘘になります。
そのせいなのか、彩色の仕方とか、キャラデザとか、少なからず京アニを意識しているような気も…。
静止画だけ見ると、京アニかと錯覚させる「擬似京アニ」的な感じ。
❏ A&G
ゲーム原作のアニメについての見解は、恋チョコやロボノの記事で散々述べているので割愛いたします。
同じくゲーム原作アニメのロボティクス・ノーツが「なるべくゲーム臭を消す」というスタイルを取ったのに対し、
このアニメでは「ゲーム感を全面に押し出す」というスタイルを選択。
なので、随所においてゲームのプレイ画面が目に浮かぶような作り方をしています。
例えば、キャラクターの登場に合わせてそのキャラのテーマ曲が流れたり、ミニゲームを再現してみたり、
話をミッション形式にしてみたり、次回予告をドット絵にしてみたり。
この作品に合ったスタイルを追求していく姿勢は評価できます。
とはいえ、ゲーム原作は構成が難しいのも事実で、展開としてはオーソドックスに一人ずつ攻略していく
流れになりそう。それに加えて、ギャグとシリアス入り乱れているため、ある意味カオス。
❏ ほっちゃん!ほ、ほーっ、ホアアーッ!! ホアーッ!!
アニメ化にあたって、主人公の声がタミーからほっちゃんに変更。
ほっちゃんの男性役はおとボク以来(?)なので、若干の不安はありましたが、完全なる杞憂でした。
「あぁ、ほっちゃんだな」っていうのはスグ分かりますが、これといった違和感はありません。
元々、癖の強くない声質のため、あまり色をつけたくない主人公キャラにはピッタリはまる。
今期はさくら荘でも男性役を演じており、ここにきて新境地開拓か?
みゆきちやうりょっち、最近だと伊瀬ちゃんあたりが両刀使いとして活躍されていますが、そこにほっちゃん
まで加わるとなると、この枠は超激戦区になりそうな予感。
演技の幅も広がるので、それはそれで良いことだとは思いますが、男性キャラをメインでやっている
若手女性声優達にはちと厳しくなるかも。
❏ ネ申曲祭り
このアニメの長所の一つとして挙げられるのは、音楽の良さ。
テーマ曲はもちろん、BGMも含めて耳に入る音楽という音楽の全てが素晴らしいですよね。
文句のつけようがないというか、永遠にループしていても聴き続けられるレベル。
音楽ってゲームでは核となるくらい重要な存在ですが、アニメでもそうあるべきだと思います。
名作と呼ばれているアニメには、必ずと言っていいほど名曲が伴っていますし、音楽の使い方ひとつで
印象もだいぶ変わります。
それなのに、ゲームに比べるとアニメ音楽(特にBGM)はまだ軽視されがち。
マクロスやアクエリオンを作った河森監督は、いち早くその重要性に気付き、音楽というものをテーマに掲げた
アニメをたくさん作りました。
実際、それらのアニメは評価も高く、そこで使われた楽曲は未だに人気が衰えません。
さすがに、それらみたいにボーカル入りの曲をガンガン挿入とまではいきませんが(しなくて正解)、
まるでゲームのように同じメロディーをループさせたりと、BGMの使い方は特殊。
その辺からも、音楽に対するこだわりが伝わってきます。
❏ ヒット・ザ・ターゲット
このブログ内での流行語大賞を獲得した「ターゲットを明確に」ですが、それはこのアニメにも言えます。
原作ファンへ向けたものなのか、それとも新規ファンを獲得するためのものなのか。
今のところ後者っぽいですが、「あわよくば両方」というのは考えが甘い。
それをやってしまうと、どっちのファンも逃してしまいます。
一般的なゲームや漫画ならともかく、リトルバスターズ!クラスだと原作に思い入れが強い人も多く、
両方を納得させるものを作るのは難しいでしょう。
どちらを選択するのか見ものです。
あと、登場する女性キャラの可愛らしさは異常。
ビジュアルはもちろん、内面的な部分においても萌えの王道を行っていて、よく練られたキャラクターだなぁ
と感心するばかり。
最近のアニメにありがちな「一発狙いの変化球萌え」ではなく「ド直球萌え」なため、萌えに安定感がある。
なるほど、原作が人気出るのも頷けます。
リトルバスターズ!公式HP
↑見たくなった方はこちら ↑原作が気になった方はこちら↑
<アンケートにご協力ください>
Q.このアニメ感想記事は参考になりましたか?