血界戦線見ました。
  《作品概要》(Wikipediaより抜粋)
異界(ビヨンド)と人界とが一晩で交差して変わり果てた結果、異界ならではの超常日常・超常犯罪が飛び交う「地球上で最も剣呑な緊張地帯」となった街、元ニューヨークの「ヘルサレムズ・ロット」。
この街は深い霧と超常現象により外界と隔離されているとはいえ、一歩間違えば人界は不可逆の混沌に飲み込まれてしまう。
クラウス率いる「秘密結社ライブラ」は、この街のいつ破れるとも知れぬ均衡を守るために様々な事件(あるいは異界ならではの日常)へと挑んでいく。

 ❏ 濃い濃い7

色々と濃い。
原作よりも濃い。
正直、見る人を選びそう。



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設定からも分かる通り、人間以外の生物も普通に生活しているため、ビジュアル的にかなり独特な雰囲気。
それに加え、演出がいちいち変わっている。
さらには、コメディ要素も強く、キャストも銀魂を彷彿とさせる。
もちろん、メインストーリーからのガチ異能バトルシーンも有り。

ここまで詰め込まれると、アニメ初心者には敷居が高いというか、取っ付きにくさは少なからずあると思います。
ですが、それによってアニメ自体が悪くなっているかというと、そうでもない。
それらのバランスが良いのと、絵面が新鮮で飽きないため、不思議なことに、そこそこ楽しめてしまう。

ジャズっぽい音楽もカッコ良いですし、街(クライムシティ)のゴチャつき感も最高。
オシャレとかハイセンスとは少し違う気がしますが、COOLという言葉が合う感じ。


 ❏ 嫌いの反対の反対の反対の反対の反対は…

原作モノにしては珍しく、だいぶアレンジが強めです。
おそらく、単純な好き嫌いだけでなく、原作派の中でも評価が割れそうな気がします。

でも、それはそれで良いと思います。
実際、生理的に受け付けない人や、演出が鼻につくと感じる人もいるでしょう。
ただ、全員が60点をつける作品よりは、10点の人もいれば98点の人もいるくらい振り幅のある作品の方が、アニメとして魅力的なのではないのでしょうか。
欠点と長所は表裏一体ですから。
何でも完璧な優等生よりも、少しくらい短所のある人の方が親しみやすいという理論と同じです。

いくら取っ付き易くても、先の展開が読めたり、テンプレートのオンパレードな作品は心に響いてきません。
その時々は楽しくても、数年後にタイトルすら思い出せないアニメはたくさんありますし。
そうなるくらいなら、良くも悪くも印象に残る作品の方が、この世に生み出した意義があると思います。

そして、嫌いな人は どう説明しても嫌いな部分しか見えてこないので、そういう意見にいちいち反論せずに「自分は楽しめてラッキー」くらいに思ってればいいんじゃないでしょうか。


 【まとめ】

再三申し上げてる通り、癖が強くて中身も濃い作品なため、万人にオススメできる作品ではありません。
こればっかりは、実際に見て判断してもらうしかないですね。

異性の好みと同じく、アニメの好みも人それぞ~れやで~。
なので、好きだから正解という訳でもないですし、つまらないと感じたから「俺ってセンスあるだろ?」っていうのも違うと思います。
ただ言えるのは、どっちの意見も出るくらい個性的なアニメだということです。

さて、好きか嫌いか、あなたはどっち派?



  
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