Hi☆sCoool! セハガール見ました。
  《作品概要》(公式HPより抜粋)
東京都羽田・大鳥居にある「セハガガ学園」に入学した、ドリームキャスト、セガサターン、メガドライブの3人。
そこに現れた怪しげな先生から卒業単位取得のための課題を出されるが、課題をクリアするには、セガのゲーム世界に入る必要があるという。
はたして彼女たちは無事に卒業出来るのか……? 

 ❏ 滲み出るSEGA愛

いわゆる、「gdgd妖精’s」の派生アニメの一つ。
セガハードの擬人化という情報からイロモノだと想像していましたが、その通り。
大まかなテイストはgdgdを継承していますが、ネタがSEGA一色。
セガ信者か否かで、100点か0点かのどちらかに別れるという非常に極端な作品です。




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SEGA公認という点に大きな意味があります。
ゲーム画面やキャラクター、名前、効果音等の素材がまんま使えるため、パロディーと違って
脳内変換無しで楽しめるのがありがたい。

題材はかなりマニアックですが、だからこそネタの破壊力が桁違いです。
久々に腹筋が死亡するくらい笑いました。
SEGAは良くも悪くもネタの宝庫なので、この作品でも細かい部分にまでネタが仕込まれており、
何度でも繰り返し視聴することができます。

 ❏ gdgdフォーマット

gdgd妖精'sの方式でCGアニメを作る「gdgdフォーマット」と呼ばれる作品(勝手に命名)は、
低コスト・短期間で作ることができるため、コンスタントに毎クール1本以上は作られるように
なってきています。

gdgdの頃はまだ実験的な意味合いが大きかったのですが、CGがハイクオリティであろうがなかろうが
ネタ次第では十分視聴者に受け入れられるということが証明されたため、徐々に定着し始めました。

ビジュアルがどれも似てしまうというのが難点ではありますが、ある程度フォーマットが完成している
ことから、全てをゼロから作るよりは断然効率的。
だからこそ、よりアイデアが重要となってくる訳で、従来のアニメ以上に製作者のセンスが問われます。
逆に言うと、アイデアとネタに自信があれば、誰でもアニメ製作者になれるということ。

音楽やゲーム業界ではネットを中心に一足早くインディーズブームが到来していますが、
アニメもインディーズから火がつくという土壌が出来つつあるのかもしれません。

 【まとめ】

前述した通り、心にセガ愛を抱いているかどうかで大きく評価が分かれるかと。
具体的には、青春時代に最低1台以上セガハードを保有していたこと。
他メーカー機種には目もくれずセガ一筋で過ごしてきた方は、必見どころかBDの永久保存推奨。

ソ●ーや任●堂ではなく、SEGAというのが最大の魅力。
他のメーカーで同じような作品を作っても、ここまでは笑えないでしょう。
少し大人向けで、少し尖っていて、少し時代の先を行っていたSEGAだからこそ成立する作品。

もちろん、現在もゲーム業界の中心にいますが、ハードを生産し個性的なゲームを量産していた
「あの頃のSEGA」に目をつけ、公認を頂いた時点で勝利は確定しています。
今期はgdgdフォーマットの作品がもう一本存在しますが、個人的にはコッチを推したい。


 
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