WHITE ALBUM2見ました。
  《作品概要》(Wikipediaより抜粋)
峰城大付属3年生の北原春希は学園生時代最後の思い出を作るため軽音楽同好会へ加入するが、バンドは痴情のもつれから崩壊してしまった。
学園祭のバンド発表を成功させるためメンバー集めを開始した春希は、屋上で歌っていた学園のアイドル小木曽雪菜を勧誘することに成功する。更に、クラスの問題児冬馬かずさがピアノの天才であったことが発覚し、彼女をメンバーに迎える。
バラバラだった3人は一生懸命に打ち込んだ末に学園祭で大成功を修め、3人は心の底から結び合えたと思っていたが…。

 ❏ 正統派ゲーム原作アニメ

なんだか懐かしい感じ。
目新しさはないですが、この懐かしくて安心する感じが心地良い。


タイトルに「2」とありますが、「1」を知らなくても全く問題ありません。
2期という意味ではなく、シリーズ2作目という意味なので、登場キャラも違えばストーリーも
ゼロからのスタート。
なので、世界観やキャラ紹介はちゃんとしてくれているため、初見でも楽しめます。

 ❏ ラノベ≠ゲーム

アニメ一本の人からすると、ラノベ原作のラブコメアニメとゲーム原作のアニメを混同しがちなのですが、
実際には完全なる別物。
ジャンルとしては、真逆と言ってもいいくらい。

にもかかわらず、流行ってるからといってゲーム原作モノをラノベ風にアレンジしようとする風潮がある
のは残念極まりない。
ドタバタしながら軽いノリでハーレムを形成していくラノベに対して、一人に絞って濃いストーリーを
展開していくのがゲーム原作モノ。
どちらが良いかは個人の好みにもよりますが、それぞれに魅力があり、それぞれにファンがいる訳
ですから、それを安易に変えようとするのは頂けない。

この作品では、流行りに左右されず、ゲームらしさを意識して作られているため、原作の良さが
十分に出ているかと。
その代わり、アニメとしては演出等が少し古臭くも感じますが。
まぁ、そのおかげでストーリーを追いやすく、話そのものの面白さを堪能できるので問題ありません。


 【まとめ】

アニメとしては平凡で、これといった特徴は少ないのですが、原作の魅力を最大限に引き出そうと
努力しているのは感じられます。
つまり、原作が十分面白いため、余計な脚色をしなくても良いという判断。
その判断、ズバリ正解。
おかげで、変な違和感や引っ掛かりがなく、話に没入できます。
また、ゲーム音楽はそれ自体が一つのジャンルとなるくらい素晴らしいものが多いですし、
その使い方も上手い。
派手さは無いので埋もれがちですが、ゲーム原作アニメのお手本のような作品です。


 WHITE ALBUM2 
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