仮面ライダー鎧武 / ガイム見ました。
  《作品概要》(Wikipediaより抜粋)
西暦2013年、若者たちはストリートダンスに夢中でパフォーマンスチーム同士で競い合い、ダンスを行う場所の取り合いが絶えなかった。
ダンスチーム・チーム鎧武もまたライバルのチームバロンと敵対しながらダンスに励んでいたが、そのチーム鎧武の一員・葛葉紘汰は家庭の事情からチームを抜けることに。
その後、ひょんなことから仮面ライダー鎧武に変身する力を得る紘汰だが、やがて自分と同じアーマードライダーが現れ、ライダー同士の戦いに巻き込まれていく。

 ❏ 虚淵×ライダー

アンチ魔法少女アニメ(まどマギ)を生み出した虚淵玄氏が脚本を担当するということで、各方面から
注目が集まる今作。
放送前はどうなることかと心配でしたが、ちゃんとライダーしててホッと一安心。



もしかしたら、まどマギのようにライダーもブチ壊してしまうのでは?という心配もありましたが、
さすがに公式ライダーですし、虚淵氏もいい大人ですから、そんなことはしません。(たぶん)
とは言え、これまでのライダーとも少し毛色は異なる。

ライダーVS怪人という単純な構図だけではなく、怪人VS怪人やライダーVSライダーといった構図も
あるため、一筋縄ではいかない感じのストーリー展開となりそう。
登場人物やライダーの数も多く、複雑で奥深い内容となることが予想されます。

それにしても、CGの進化はとどまることを知らない。
フルCG怪人VSスーツライダーの戦闘シーンも、違和感が無くなってきています。
スーツならではの動きや質感も好きなので、ちょっと寂しい部分もありますが。
そろそろ「特撮」っていう名称も変える頃合いなのでは。

 ❏ フルーツ×ライダー

今作のデザインは、ライダー史上初の果物がモチーフ。
ベースは鎧なので、ヒーローらしさはかろうじて保っていますが、なんか間抜けというか。
ここ最近のライダーデザインの中では、フォーゼと良い勝負かと。
想像以上に果物感が全面に出ていて、ちょっと笑ってしまう。
昆虫同様、身近な存在ではあるものの、果物と強さや格好良さが結びつきにくいというか。
そこに木の実や種まで入れちゃうと、なんかもうなんかねぇ…。

種類が豊富なので、色々なパターンを作りやすいのは分かるけど、それはあくまで制作側の都合。
ずいぶん思い切ったなぁ、という印象です。
ダサいとまではいかないですけど、格好良いとも言えない。
まぁ、慣れの問題だとは思いますが。
最近は大人のファンが多いので、まずはデザインからでも子供向けに立ち返るという意味合いも
込められているのかも。


 【まとめ】

一般の人には馴染みが薄いと思われるダンスチームという設定や、個性的なデザインのライダーなど、
従来のようなライダーを期待していた人からすると引っ掛かる部分は多い。
ですが、逆に言えばそれだけ新鮮ということでもありますし、これくらいクセが強い方がハマった時の
面白さは膨らみます。
また、今は大人しい虚淵氏が、このまま黙っているとも考えにくい。
きっと、視聴者が驚くような何かをやらかしてくれるはず。
その際は、くれぐれも子どものトラウマにならない程度でお願いします。


仮面ライダー鎧武 / ガイム
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