サムライフラメンコ見ました。
  《作品概要》(Wikipediaより抜粋)

雑誌モデルの羽佐間正義は、ひょんな事から、正義の味方・サムライフラメンコになり、様々なトラブルを解決しようと奮闘する。だが、街の人から舐められたり、返り討ちにされたりして、失敗ばかり。そんな中で、「真のヒーローとは何か?」を模索していく。

 ❏ ひげぶ

OPだけ見ると、タイバニのようなヒーローモノのように思えますが、実際はヒーローに憧れる
一般人が主役。

(今のところ)特殊能力やヒーローのようなパワーは無く、制作側が発表した「なりきりヒーローもの」と
いう
ジャンル通りの展開。



コンセプトが分かりやすく明確なので、見る人を選びません。
やや腐女子層を意識しているようにも感じられますが、この程度なら問題ないでしょう。


強くて格好良い
ヒーローモノが好きで見た、という方は少々面食らうかも。
弱いしダサいし普通の人間なので、真逆とまではいかなくとも、かなりギャップはあります。
それだけ聞くと見る価値がないようにも思えますが、そんなことはありません。
本当の意味でのヒーローとは何なのか?という問いに、真っ向から挑んでいますので。
まさに、ヒーローという幻想をブチ壊す作品。
 
 

 ❏ ヒーローになりたい

メインビジュアルは凄く格好良いけど、実際は本当のヒーローではないため、サムライフラメンコの
デザインは超ダサい。
ワイルドタイガーの青スーツよりもダサいです。
ダサ格好良いくらいにしとけば良いのに、完全にダサダッサイイ。

ヒーローモノとしてはアウトですが、なりきりヒーローモノとしては大正解。
それだけで、「普通の人間がヒーローに憧れて、試行錯誤しながら一生懸命作った」感が一発で
感じ取れますから。



 【まとめ】

主人公の純粋で真っ直ぐな志に胸を打たれ、忘れかけていた少年の心を思い出しそうになります。
言ってることはクサイし、理想論だけど、あれだけの熱量でひたむきに頑張っている姿を見てると、
誰しも心動かされそうになる。
多くの視聴者は、相棒の杉田警察官(後藤さん)目線で見るかと思いますが、後藤さんの言動や
心の動きが、まさに自分とシンクロしている感じ。

ヒーローモノではないので派手な戦闘や格好良さは無いものの、リアリティ溢れる挫折感や泥臭さが
良い味を出しています。
アニメなのに、実に人間らしい作品で好感が持てますね。
見ると、少しだけ前向きな気持ちになれる作品です。


サムライフラメンコ
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