あいうら見ました。
  《作品概要》(Wikipediaより抜粋)
『あいうら』(AIURA)は、茶麻による日本の4コマ漫画作品。ニコニコ静画における「ニコニコで漫画を描いてみた」のコーナーで連載されている他、商業漫画雑誌である『4コマnanoエース』(角川書店)でも連載中である。
高校生の天谷 奏香、岩沢 彩生、上原 歩子、そしてクラスメイトらの日常を描いた物語。キャッチフレーズは「何も起きないが起きる、彼女たちの日常。」

 ❏ 何も起きない

「何も起きないが起きる、彼女たちの日常。」というキャッチフレーズに嘘偽りなし。
これなら、JAROも納得。 
よって、書くことが何も無いです。
似たようなアニメも腐るほどありますし、そのことについて記事として書いているものもあるので、感想も
それのコピペでいいんじゃないかと。

他との違いをあげるとすれば、5分アニメにしては珍しくOPとEDの両方がある。
なので、本編がクソ短い。
ネタにして2本+ED後に1本くらい。
ただでさえネタの印象が薄いのに、本編の時間も短いとあっては、内容の評価のしようがない。
1回見ただけでは、キャラの名前も顔も何も覚えられないです。

そして、メインキャストが謎。
コアな声オタでも知らないようなレベル。
短時間なので棒演技にも何とか耐えられますが、長時間だったらシンドかったかも。
メインを無名の若手にして、モブを有名声優で固めるというのが、最近の短時間アニメに多いパターン。
事務所側が新人を売り出すために、制作サイドに掛け合ってプッシュしてるんですかね?
その代わり、バーターとしてキャリアのある声優をモブとして格安で出します的な。
いわゆる抱き合わせ商法なのではないか?と勝手に邪推してしまいます。
まぁ、短時間アニメは実験的な意味合いも強いので、それで何かを得られるのであれば別に良いんですが。
ただ、作品としてのクオリティーは確実に落ちますけどね。

 ❏ カニカニカニカニ

本編は完全に空気なのですが、OPだけはこのアニメの唯一にして最大の特徴とも言える。
冬期のまんがーるに続く、電波系はっちゃけソング。
耳に残りまくって、無限ループに陥りそう。
何故本編に全く関係のないカニが、こんなにもフューチャーされているのか。
カニがどうしたんだよ。
歌だけ聴いてたら、イカ娘に対抗した作品だと誤解されるで。

正直、3人とも歌そのもはズコーですよ。
ですが、曲自体がそれを上回るインパクトのため、勢いでぶっちぎるパターン。
一部のアイドルとかも、その手法を用いていることが多いですね。
特にヒャダイン系の曲とか。

それだけ視聴者の印象にカニが強く残ってる訳ですから、ある意味成功とも言えます。
埋もれないためのキャラ付けというか、ネットで話題になるようなネタ作りは大事ですから。
と言っても、その印象しか残らないのも如何なものかと。


 【まとめ】

カニの余韻に浸っている間に本編が終わってしまっている感じ。
これでは、原作の魅力を十分に伝えきれていません。
アニメだけを見て、新規でこの作品のファンになるのは難しいでしょう。
原作ファンへ向けたコレクターズアイテム的なものと捉えるのが妥当かと。
まぁ、あまりにも短すぎて逆に気になるっていう方もいるかもしれませんが。
結論としては、今後のライブ等に備えてカニだけチェックしておけばOK。


あいうら公式HP
    
 ↑見たくなった方はこちら ↑原作が読みたい方はこちら ↑カニが聴きたい方はこちら



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