ささみさん@がんばらない見ました。
  《作品概要》(Wikipediaより抜粋)
引きこもりの「ささみさん」と奴隷体質の「お兄ちゃん」のささやかな生活に降りかかる、八百万の神々による怪奇現象。そして、個性あふれる「邪神三姉妹」とのありえないラブコメ。そんな日常系として描かれる非日常の物語。

 ❏ 神アニメ
そういう意味の神アニメじゃないので、早とちりしないでください。
単に、内容が日本に伝わる神話をモチーフとしているってだけです。
ストーリーは正直、よく分かんないです。
私が神話とかに疎いっていうのもあるとは思いますが、何故か内容が頭に入ってこない。
本筋であるシリアスパートよりも、日常パートの方が面白いです。
これだったら、設定や世界観の説明とか最低限必要な部分だけ残して、他は全部日常パートにしちゃっても
良かったかも。
まぁ、原作の大幅な改変は、クリアしなければならない問題が多くなるので、難しいとは思いますが。
サービスシーン的な意味では、やや神アニメと言えなくもないかもしれません(←曖昧)。
もちろん、それをメインコンテンツとしているToLOVEるとは比べ物になりませんが、今期の中ではかなり
肌色率の高い部類に入ります。
また、ドストレートなエロ単語を人気女性声優陣が恥ずかしげもなく発しているので、お宝的な意味では貴重。
やや特殊な癖(ふたなり)も登場しするので、それも含めてサービス目的と割り切って見るのもアリっちゃアリ。

 ❏ シャフト入門
数々の問題作(?)を生み出してきたシャフトですが、今回は比較的普通。
と言っても、あくまでシャフト作品の中での話なので、一般的なアニメと比べたら全然普通じゃないのですが。
シャフトアニメばっか見て、感覚が麻痺しちゃってるのかな。
うまく伝わらないかもしれないですけれども、このアニメ自体がこれまでシャフトが手がけてきた作品の総集編
みたいな感じ。集大成ではなく、総集編ね。
話の内容とかがっていう意味ではなくて、演出であったり構成であったりお遊びであったりという点が。
これまでに使ってきた技術や手法等をブラッシュアップして再利用しているような。
キャストも、ちわちわ・あいぽん・ざーさん・アスミス・まつらいさんと、芳忠さん以外はザ・シャフトーズの面々。
シャフト作品の最大の魅力でもある「何が出るか分からないびっくり箱感」は、ED以外ではあまり感じられない。
既にどっぷりシャフトに浸かってしまっている人にはやや物足りないかと思われますが、逆に、これまであまり
シャフトに触れてきていなかった方には入門編として調度良いのではないでしょうか。

 ❏ 浸透圧シンフォニー
このアニメの本編とも言えるのがED。
EDを利用したラジオドラマというか、音声コントというか。
普通だとOPやEDはCD販売のプロモーション的な意味合いが強いため、映像は変えられたとしても
曲まではイジりにくいもの。
それを、シングルで発売しないからって、自由にやりたい放題やっちゃってます。だが、それが良い。
本編や予告だけでは飽きたらず、EDにまで触手を伸ばしてきたか。
前山田さんには申し訳ないですけど、結局どんな曲なのか最後まで分からなかった。
ただ、普通にEDをやるよりは印象に残ったのも事実。

 【まとめ】
元々、シャフト作品は癖が強いため、人によって好き嫌いが分かれる傾向にありますが、この作品も
ご多分に漏れず癖は強め。
それに加えて、シリアスパートがそんなに入り込めないってのも大きな痛手。
つまり、シャフト嫌いには辛いと同時に、シャフト好きにも辛いという結論に。
とは言え、ギャグパートやキャラ同士の掛け合いはそこそこ面白いですし、サービスシーンも多いので、
完全スルーはもったいない。
なので、シリアス回をスキップしてそこだけ見るっていう楽しみ方を提唱します。
まぁ、アニメの楽しみ方としては邪道ですが。

ささみさん@がんばらない公式HP

    
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