辛口アニメ評論ブログ

新アニメの感想を辛口で勝手に述べまくるブログです。

2012年10月

武装神姫の感想及び評価

武装神姫見ました。
ビジュアル的に酷似している某アニメとの差別化を図ろうとしているのは分かります。
分かりますけれども、その結果、明らかに迷走してますよね?
ストーリー性は皆無で、料理したり、探偵したり、カーレースしたり、そのついでにバトルしたり。
何時まで経っても方向性が見えてこないというか、何をウリにしたいのかさっぱり伝わってこない。 
素直にバトルに徹していれば、それなりのモノは出来そうな題材なのに。
バトルはあくまで一要素でしかなく、全く戦わない回もあって、何のための武装なのかと。

 ❏ 詰めの甘さが目立つ
小さいキャラがチマチマと動き回っている姿はとても愛らしく、美少女としての可愛らしさと、ペットのような
可愛らしさを併せ持っています。さながら、お人形遊びをしているかのような感覚。
しかしながら、関節のジョイントパーツや体型が結構ゴツイので、萌え感情よりもそれに対する違和感の方が
上回ってしまう。これじゃ、サービスシーンも嬉しくないって。
過去にもロボットやアンドロイド萌えのアニメはありましたが、ここまで露骨にフィギュア感が出てるとさすがに。
体はフィギュアなのに、顔は完全に人間の顔だし。どっちかに統一してくれ。
細かいことだけど、主要キャラ(神姫)4人(体)の髪の色は何とかならなかったのかな?
わざわざ同系色にしなくても。
もちろん、アニメ好きの中には私を含めてダメ絶対音感の持ち主の方が多いので、声で判別することが
できますが、もう少し分かりやすくビジュアルに差を付けても良かったのでは。
黄色のロングと青系がそれぞれ二人ずつだと、パッと見で区別がつかないんだって。
そして、マスターのキャラデザの謎。
神姫と人間の顔の区別を付けやすいようにって配慮なのかもしれませんが、どう見てもおかしいでしょ。
おかげで、どんなマスターにも神姫は忠誠を尽くすんだってことは伝わってきましたが。
他にもレギュラーっぽいキャラはいるのに、HPにはメインの4体以外の情報が出てないから、詳細が
分からない。全体的に粗っぽいというか、詰めが甘いというか。

 ❏ 癒し系テーマソング
曲自体は悪くないのですが、OPが燃えない。
まぁ、バトルアニメじゃないのなら燃える必要はないのですが、いまいち盛り上がりに欠けます。
武装神姫というタイトルのイメージや、映像と曲とのギャップが違和感となってしまっている。

 ❏ 日常系?
他のアニメにはない新鮮さを出そうと色々と試行錯誤した結果なのでしょうが、全て裏目っている感じ。
見ていても随所での違和感が先行してしまって、内容に集中できない。
と言っても、集中して見るほどの濃い内容でもないのですが。
萌えられないし、燃えられないため、どういう視点で見れば良いのかさっぱり分かりません。
なので、細かいことは気にせずに、ゆったりまったりと見ようと思います。
いかにも何かありそうな設定に惑わされてしまいましたが、癒し目的の日常系アニメだと思えば。
だとすれば、色々なタイプの話が見られてお得感がありますし、基本1話完結なので、どこからでも見れて、
尚且つ、何話か見逃してもストーリーの進展が無いため全然大丈夫。
声優陣も、アスミス・ミズハス・まめぐ・みのりん・ほっちゃん・ゆかりん・加藤エミリー等々、そこそこの面子が
揃っているので、安定感抜群で耳触りが良い。
頼むから、後半から急にシリアス系に転換するとかはやめてね。
ますます迷走して収集が付かなくなるだけだから。

武装神姫公式HP

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ガールズ&パンツァーの感想及び評価

ガールズ&パンツァー(GIRLS und PANZER)見ました。
戦車の擬人化でもなければ、サービスシーン依存のラブコメでもない。
キャラクターの感じから誤解されがちですが、中身は結構硬派な部活系アニメ。
てっきり「うぽって」系かと思ってたのに、見事に裏切られました(良い意味で)。

 ❏ 溢れんばかりの戦車愛
まず、戦車の描写がこれでもかってくらいリアル。
モデリングはもちろん、キャタピラや砲台の動きも細部まで作り込まれており、思わず見とれてしまうほど。
ちょっとしたゲームの戦車より全然良くできています。
そして、音へのこだわりも凄い。どこで手に入れたのか分からないですけど、効果音ってレベルじゃない。
生で戦車なんか見たことないのに、まるで本物を見たかのような感覚に陥りました。
欲を言えば、もう少し重量感が出せればなぁなんて思ったりもしましたが、ここまで出来れば十分でしょう。
戦車を題材にするからには、それなりの物は作ってくるんだろうと思っていましたが、想像を上回るデキ。
全く興味の無かった戦車が、カッコイイものに思えてきました。

 ❏ ニッチノキワミ、アッー!
ポップな見た目とは裏腹に、内容はかなりガチ。
戦車の操縦シーンとか、戦術とか、どこの軍人向けだよってくらい本格的だし。
それでも、全員が戦車のプロって訳ではないところが、我々のような戦車初心者にも優しくてありがたい。
うぽっての時にも書いたのですが、これを完全に理解出来る人は本当に萌えアニメ層と被っているのかい?
いたとしても、せいぜい数えきれるくらいでしょう。私が知っている中では、上坂すみれ氏くらい。
そういう人達だけに向けてたら商売が成り立たないので、いかに戦車に詳しくない人へのフォローが出来るか
どうかがポイントとなります。
それが上手くできれば、これをきっかけに新規戦車ファンの開拓に一役買いそう。
・・・ってか、新規戦車ファンってなんだよ。

 ❏ アイデアの勝利
うぽってもそうですけど、萌えキャラとの組み合わせの妙。
おおよそミスマッチとも思える組み合わせが、新たな魅力を引き出しています。
制服でキャーキャー言いながら戦車を操縦するなんて、現実ではまず有り得ないことで。
デコ戦車とか、クッションとか芳香剤とか、その発想は無かったと笑いました。
こういうのをギャップ萌えといか、ミスマッチ萌えと言うんですかね。
あんまりリアルにしすぎたら、戦車バトルが本当の戦争になってしまうので、これくらいの方がちょうど良い
具合に緩くなっていて見易いかと。
砲弾が当たっても白旗が上がるだけっていうアイデアも、スポーツ感覚で見れて良いんじゃないでしょうか。

 ❏ 興味深い声優陣
戦車という題材である以上、どうしてもキャラクターは多くなってしまう。
早くも、主要キャラ以外は覚えるのを諦めました。
そして、キャラ数が多いからなのか、面白味のあるキャスティング。
誰だよ?っていう若手から、福圓氏・植田氏・みかこんぐといった中堅どころ、久々声優の菊地美香氏、
さらには我々世代のカリスマ椎名へきる姉さんとバラエティに富んだ顔ぶれ。
主要メンバーが若手中心なのは、何か意図があってのことなのでしょうか?
ゆるゆりのように、このアニメで若手を育てていきたい精神か何か?
最近では、顔出しイベント用にビジュアル面もオーディションの審査基準として取り入れているとの
話を耳にします。このアニメがそれかどうかは分かりませんが、それって本末顛倒なのでは?
まぁ、若手と言っても、ちゃんとしたプロの若手なので、棒ではありません。ご安心を。

 ❏ 見た目に反して硬派で見応え十分
萌え要素やサービスシーンもありますが、このアニメにおいては、それがメイン要素という訳ではなく、
あくまでスパイスとして利用しているだけ。
しっかりとしたストーリーと戦車バトルが本筋として描かれているので、それ(萌えエロ)が中心のアニメに
比べて、かなり見応えがあります。
アニメって実際に見てみるまで分からないなぁ、とつくづく感じました。
まさか、この絵柄でこんな硬派な内容だとは想像できませんから。
萌えアニメが嫌いな方は、放送前のイメージビジュアルだけ見て0話切りした方もいるかもしれませんが、
このアニメに関してはそれはもったいないですよ。
アニメ好きはもちろん、戦車や軍事マニアの方にも是非見てもらいたい。どうですか石破さん?

ガールズ&パンツァー公式HP

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イクシオンサーガDTの感想及び評価

イクシオンサーガDT見ました。
カプコンの新作オンラインゲームが原作ということで、 SAOやテイルズ的な内容なのかと勝手に
想像していたのですが、いざ見てみると完全にギャグアニメ。
それも、銀魂並にお下品なネタ満載の。
それもそのはず、監督が銀魂でお馴染みの高松氏ですから、ノリから雰囲気から似て当然。
カプコンなのでモンハンパロディがあるのは分かりますが、それ以外のネタも結構含まれていて危うい。
その辺も銀魂スタイル。
くれぐれも怒られない程度に・・・と言いつつも、ガンガン攻めて欲しいと期待している自分がいる。
面白ければ何でもアリ的なスタンスは嫌いじゃないです。

 ❏ 視聴者を惹きつける戦略
ハッキリ言って、お世辞にも作画が良いとは言えませんし、全体に安っぽさや古臭さも漂っています。
しかしながら、それをカバーして余りある笑いが30分の中に詰まっています。
お金もなく、原作ファンもほぼゼロという状況からのスタートで、どうすれば視聴者に注目してもらえるのか?と
いうのを考え抜いた末に出した答えが、どのアニメにも負けないくらいインパクトのある内容にすることだった。
実際、放送前の知名度・注目度は共に低かったにもかかわらず、1話目を見ただけで一気に虜になって
しまったという方も多いはず。
方法はともかく、視聴者の心を掴めたのであれば、結果としてその戦略は成功だったと言えます。

 ❏ テーマ曲のインパクト大
さらなる注目ポイントは、ゴールデンボンバーが歌うインパクトのあるテーマ曲。
OPは「元カレ殺ス」のアレンジ(替え歌)で「DT捨テル」、EDは「レッツゴーKY」のアレンジで「レッツゴーED」。
どちらも、元々ある金爆の曲の歌詞を変えただけなんですが、こっちが本家なんじゃないか?ってくらい
シックリ来ている。完全新曲ではなく、アレンジっていうのも安っぽくて良い。
仮面ライダーウィザードの曲も悪くはないんですけど、やはりこっち系の曲こそが金爆の真骨頂かと。

 ❏ 萌え成分が足りません
惜しむらくは、主要キャラに萌え対象がいないこと。
みかしーのロリ姫様は、目の感じがちょっと・・・。
「いまいち萌えない萌え」というジャンルもありますが、私はまだそこまでの境地に達していないもので。
もう一人も、スタイル等の見た目は良くても中身が福潤。もちろん、そっちの境地にも達していないです。
シンタスのキャラも萌え目じゃないし。
男性キャラは声優も含めて豊富に揃ってはいますが、腐向けって内容ではないですし。
何か意味があって、意図的に出さないようにしているのでしょうか?

 ❏ 今後の展開に要注目
とりあえず、1話目で掴みはOKという段階。本当に大事なのはここから。
いくらインパクトがあるからって、下ネタ一本で最後まで行くわけにはいかないでしょう。
まぁ、それはそれで見てみたい気もしますが、それじゃただの悪ふざけになってしまう危険性が高い。
銀魂だって、お下劣ギャグ一本ではなく、しっかりとしたシリアス回があるからこそ支持され続けている訳で。
決死の覚悟で掴んだ視聴者を最後まで逃がさないためには、それ相応の内容が必要です。
今後、王道的展開に持っていくのか、邪道ながらも内容の濃いものを作るのか、はたまた1話目以上に
インパクトのあるサプライズ案を隠し持っているのか。
敵・味方共にキャラクターが魅力的なので、そこがポイントになってくることでしょう。
いずれにせよ、真の意味で評価されるか否かは今後の内容次第。
その動向を注意深く見守っていきたいと思います。

イクシオンサーガDT公式HP
   
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ひだまりスケッチ×ハニカムの感想及び評価

ひだまりスケッチ×ハニカム見ました。
基本的に、大きな変化の無い続編モノはレビュー対象外としているのですが、今回は特別に。
だって、個人的に好きなんだもん(・ω<)
私情はさておき、改めて思うことは「ひだまりは他の日常系アニメとは異なる」ということ。
似ているようで、本質的な部分が全然違います。
具体的にどう違うのかっていうのを言葉にするのは難しいけれども、その魅力を解き明かすことで、
量産される日常系アニメの生き残り策が見つかるのではないでしょうか。

 ❏ 人気の秘訣
このアニメには、視聴者を飽きさせないための工夫がたくさん詰まっています。
例えば、背景であったり、演出であったり、はたまた脚本であったり。
今作で4期目ですが、それらが毎回違うのです。
と言っても、ガラっと変える訳ではなく、ひだまりスケッチの雰囲気を壊さない範囲内でなので違和感も無い。
だから、全体として見れば確かにひだまりなのに、同時に新鮮さも保っている。
各キャラの部屋の家具やレイアウトが変わっていたり、見せ方もオブジェクトをスケルトンにしてみたり。
普通に見ていたら見逃してしまうような細かいことばかりですが、それが無意識に視覚情報として入ってくる
ので、それこそサブリミナルに近いような感覚でビジュアル的な新しさを頭にインプットされているのかも。
また、原作者がアニメに全面協力体制なのもミソ。
自身の出演だけでなく、アニメのオリキャラ(智花)をデザインして、その後に原作に出しちゃうんだから。
原作者とアニメ制作者の結びつきが強い方が、設定の相談等を含めてやりやすいのは当然。
見れば見るほどよく出来てるなぁ、と感心するばかり。
その辺りが、安定した面白さを維持出来る秘訣かと。

 ❏ 個性豊かなキャラクター
4期に限ったことでない部分で言えば、原作としての面白さが申し分ない。
どのキャラクターも個性が際立っていて、ご新規様でも数話(下手したら1話)見れば、各キャラの性格が
十分に理解可能。以前にも述べましたが、キャラ立ちは漫画の基本ですから。
それによって、漫画やアニメでは描かれていない部分でもキャラクターがどんな行動をして、どんな生活を
送っているのか容易に想像できる。
その結果、視聴者も作中での出来事に対し各キャラの言動を無意識に予測しながら見ることになる。
すると、予想通りでも「やっぱりw」というベタな笑いが生まれ、予想外だとギャップから来る笑いが生まれる。
つまり、どっちに転んでも笑いが生まれるという完璧なシフト。
そこまで計算の上で作っているのかどうかは分かりませんが、結果として面白ければそれで良し。
ただ、個人的に進級は蛇足だった感がありますが。
マンネリを解消するためには、新キャラ投入や進級による成長等の要素が欲しくなってくるのは分かります。
しかし、それをやってしまうとその先の「卒業」が避けられなくなってしまう。
もちろん、作品自体を長続きさせるために世代交代を行うという手もあるにはあります。
ありますけれども、成功例は多くない(某け◯おん!等)。
初期からいるキャラと途中から加わったキャラとでは、愛着の度合いが大きく違いますし。
「キャプテン」みたいに、主人公を変えてでも続けるという確固たる意思の上でのことなら仕方ないですが。
現に、1・2期のような冬~春にかけた話が極端に少なくなってしまっている。
だって、その頃には上級生二人の進路が決まってしまっているから。
ひだまり荘は、今後どうなるのでしょうか。順調に卒業してしまうのか、現状のメンバーで続けるのか。
まぁ、元々時系列はバラバラなので、3期の時みたいに急に1年に戻っても違和感はないと思いますし、
他にもやりようはいくらでもあります。
イカ娘は永遠に夏だし、ケロロも同じイベント(季節ネタや誕生日等)が複数回あっても進級はしなかった。
ゆるゆりに至っては、メタも取り入れながら力技で進級を回避。
年次経過は日常系アニメの最大の課題ですから、後悔しないように。

 ❏ ZAQZAQZAQ
注目のOPはZAQ。
ここ最近、かなり勢いのあるアニソンライター(兼歌い手)ですし、妥当なところでしょう。
ポップな曲調が過去のシリーズのノリを引き継いでいて、とても宜しいんじゃないでしょうか。
咲-Saki- 阿知賀編や未来日記のキャラソンで一躍脚光を浴び、僕Hのさささの曲でさらに認知度アップ。
中二病のOPを聞いて知ったんですが、女性だったんすね。
ヒャダインが大好きとのことですが、確かに手掛けた曲からはその影響を感じます。
ヒャダイン同様、アニソンアニソンしている曲を作るのが得意そうなので、今後さらに活躍していきそう。
某ニコ動に歌ってみたを投稿してる場合じゃないって。(←とか言いながらZAQコミュに参加済み)

 ❏ 日常系に非ず
長くなってしまいましたが、簡単にまとめますと、ひだまりは日常系アニメへの取り組む姿勢が他とは
全く違うということ。
萌えキャラがただダラダラとあるあるネタをするだけでは、もう視聴者は付いて来ません。
サ◯エさんやちびま◯子ちゃん等、日本人は小さい頃から神日常系アニメに慣れ親しんでいる訳ですから、
このジャンルはむしろ普通のアニメよりも厳しい目で見られがち。
ひだまりスケッチには、現時点でそれらにも引けを取らない安定した面白さがあります。
今期も、そしてさらにその先も、期待して良いと思います。

ひだまりスケッチ×ハニカム公式HP
 

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ToLOVEるダークネスの感想及び評価

ToLOVEる(とらぶる)ダークネス見ました。
ストーリーからアングルまで、原作をかなり忠実に再現しています。
今作はただのハーレム展開だけでなく、ちょっとした謎やストーリーも存在するので、マンネリ化は防げそう。
ただでさえ女性キャラが多いのに、さらに新キャラクターも登場して、ますますパワーアップ。
しかも、前作以上にエロくなってるっていうんだから、wktkが止まらない。
作画も良いですし、声優もキュンキュン来る顔ぶれ。
萌え度に関しては安定感抜群です。

 ❏ 謎の白い・・・
案の定、サービスシーンは規制まみれ。軽いパンチラまでは見れますが、それ以上は真っ白です。
昔は肌色率の高いアニメって表現されていましたが、実際は肌色よりも白色率の方が高い。
この手のアニメは、わざわざ規制だらけの地上波を見る必要性は低いかと。 
見るのであれば、無修正でTKBまでクッキリのBD版か漫画版。
漫画版は絵が圧倒的に綺麗かつエロいので、どうせ原作に忠実ならば、そっちでいいんじゃないかな?って
気もしなくはないです。本家なのに、エロ度は同人誌にも劣らないレベルですから。
どうしても色と声が無いと興奮できないという方は、BD版をどうぞ。
他のアニメはともかく、ToLOVEるには信頼と実績があるので、期待を裏切らないデキだと思います。
キャラクターも可愛らしいですし、サービスシーンも多い、というかむしろそっちが本筋。

 ❏ ララとは一体何だったのか
新キャラが増えたことで、前作からのキャラ達はさらに影が薄いことに。
この作品にメインヒロインという概念が存在するのか分かりませんが、一応ララと春菜が中心だったはず。
にもかかわらず、どんどん出番が減ってます。ララなんて空気だよ。かわいそうに。
推しキャラを決めて見るのも良いですが、必ずしも自分の好きなキャラが活躍するとは限りません。
今回はどうやら、モモとヤミと新キャラのゆかち(井口)が中心となりそう。
その3人にピンと来た方は、見て損はないでしょう。

 ❏ アヘ声が救い
前述の通り、このアニメの一番の魅力であるサービスシーンを規制で潰してしまっている訳ですから、
正直なところ地上波版は微妙。物足りないというか、生殺しというか。
それでも、パンチラや若手~中堅女性声優陣のアへ声が聴けるのは貴重なので、それを目当てに見るのも
アリではないでしょうか。

To LOVEる -とらぶる-.com
 
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ジョジョの奇妙な冒険(アニメ)の感想及び評価

ジョジョの奇妙な冒険見ました。
超人気作が満を持してのアニメ化ということで、各方面で注目が集まっていますが、その期待を裏切らない
ようにアニメ班も必死に頑張っているなぁ、というのはひしひしと伝わってきました。
普通のアニメとはひと味もふた味も違う作りをしているので、なかなか新鮮で見応えがありました。
ジョジョを知らない人にも、その魅力を伝えようと色々な工夫を凝らしているため、今までのアニメには無い
雰囲気や魅力が生まれています。
色使いであったり、独特の擬音、特殊な背景等で、少しでもジョジョの世界観を知ってもらおうと努力している。
事実、原作を読んでいない方でもこのアニメを見れば、その目新しさや独自性から言い知れぬ何かを感じ取り、
作品に興味を持ってもらえるかも。

 ❏ 声優さん達の努力が凄い
ジョジョの台詞は特殊過ぎて、脳内再生では問題なくても実際に口に出して発音すると違和感が出てしまう。
しかしながら、その言い回しこそがジョジョでもあるので、それを変える訳にもいかず。
そのジレンマを、実力派声優陣が見事に解消してくれています。中でも、テラ子安氏のディオは秀逸。
小さい「ッ」や「じゃあないか」等の原作に忠実な台詞を、不自然に聞こえないように演じてくれています。
これだけでも、だいぶジョジョらしさは出ているかと。

 ❏ OPとEDが超格好良い
OPのデキはジョジョ愛溢れるもので大満足。
変なタイアップじゃなく、ジョジョのためだけに作られた曲だし、あえてちょっと古い感じのアニソン風にして、
ジョジョという言葉をそのまま歌詞に使っているのも燃える。
CGで作られた映像も、アニメ本編より原作の雰囲気に近くて素晴らしい。
OPだけでも繰り返し見ていられる。

 ❏ ジョジョとは芸術なり
正直、アニメとしてはかなり面白いです。
しかしながら、ジョジョの奇妙な冒険という漫画は他の漫画とは異なり、漫画の状態が究極の形。
天才荒木飛呂彦が、漫画という表現手法を用いたひとつの芸術作品なのです。
言ってみれば、「モナリザの絵画やダビデ像をアニメ化しよう」って言ってるようなもの。
あの絵、あの構図、あの台詞、あの擬音、あのポーズ、あのストーリー、そのどれか一つでも欠けたら、
それはジョジョではなくなってしまう。
アニメとして成立させるためには、絵は描きやすく簡素に、構図もTVの画面に合わせ、擬音も画面がうるさく
ならないように必要最低限で使用し、ポーズも動きの繋がりが合う範囲内に調整し、数フレーム以内に留め
なければならないため、ジョジョ立ちをじっくりと観察することもかなわない。
つまり、ストーリー以外のほぼ全ての魅力をカットせざるを得ないということ。
もちろん、ストーリーを追うだけでも十分面白いのですが、それはジョジョの魅力のごく一部にすぎず、アニメ
しか見ていない人に、それがジョジョの全てだと思って欲しくないのです。
アニメ化にあたり声や間の取り方、コマとコマの間の補完、音楽等の新たな魅力が追加されてはいるものの、
それら全てを加味しても、まだ原作の魅力を超えていない。
ジョジョがそれくらい特殊な漫画だということは、読んだことある人なら共感してもらえるはず。

 ❏ 意外な発見も
意外と良かったのは、アニメの合間に流れた集英社のCM。
予算の関係からなのか、アニメではなく漫画の絵を少し動かして、それに声をあてるだけみたいなやつだった
のですが、そのCMの方がジョジョの世界を崩していなくて良かった。
いっそのこと、そっちでやれば良かったのに。

 ❏ ジョジョファンもジョジョ素人も必見!
原作は抜きにしてアニメとしてだけ見れば、かなりの高レベル。
面白さでも、今期トップクラスです。
ジョジョの名に恥じないものに出来上がってると思います。
それでも、やはりジョジョであってジョジョではないんですよね。
原作好きの人は、漫画とは別物と割り切って見るべきかと。
漫画との違いをいちいち突っ込んでたらキリがないですから。
とは言え、ジョジョファンであれば見る価値は十分に有ります。
位置付けとしては、ジョジョ好きの人のためというよりは、ジョジョを知らない人に向けた入門書的ポジション。
原作を読んだことない人は、これをキッカケに是非とも漫画を読んでもらいたい。
そうすれば、きっとジョジョの真の魅力に気付き、どれだけ凄い漫画なのかが分かると思います。
ジョジョの面白さや奥深さって、こんもんじゃないですって。マジで。

ジョジョの奇妙な冒険公式HP
      
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獣旋バトル モンスーノの感想及び評価

獣旋バトル モンスーノ見ました。
海外で作られたアニメを日本向けにローカライズしたアニメとのこと。
当たり前ですが、洋アニ色が強い。
あえて洋アニの雰囲気を取り入れて作った純国産のタイバニと、モノホンの洋アニとでは、やはり全然違う。
絵柄は日本での放送も視野に入れた日本寄りのキャラデザですが、それ以外の部分はまんま洋アニ。
OPもEDも曲は熱いのに、中身が燃えない。なかなかハードルは高いです。

 ❏ 滲み出る洋風テイスト
まず、モンスターが燃えないデザイン。
動物をモデルにするのは定石なので、そこは問題無いです。
しかし、動物感が全面に出過ぎちゃってて生々しい。
一番大事な主人公の相棒が、普通のシロクマに鎧を着せただけって。
もう少しメカメカしく出来なかったものか。
カッコイイというより怖いわ。敵キャラみたいで愛着が湧きにくいし。
バトルも雑。
ポケモンみたいに必殺技の応酬なのかと思いきや、基本は肉弾戦。
もっとこう、属性による相性があったりとか、プレイヤー同士の技の読み合いがあったりとかすれば、
バトルに深みが出て面白くなりそうなのに。
細かい部分では、口の動きが英語の発音だったり、それに合わせて早口になる部分があったり、EDが
専用の絵ではなく総集編的な手抜き版だったり。
ヒロインはいるけど、勝ち気な性格だし、色気は無いしで萌え度は低い。

 ❏ お子様向け?
海外制作かつ子供向けという、メインターゲットの正反対の位置にいる私が面白く感じないのは仕方ないこと。
ただ、これ本当に海外でもウケているのかい?そして、子供も喜んで見ているのかい?
ジャイロゼッターの記事でも軽く触れましたが、子供をターゲットにするならば、子供だけを意識してくれと。
設定が変に凝っていて、子供に理解できるか微妙。
映像作品そのものの売り上げではなく、玩具の販促のためのアニメなのは分かるけれども、大人の自己満と
いうか、子供への一方的な押し付けに思えてしまう。

 ❏ 洋アニ好きなら
結論としては、大人は見なくても問題なし。
子供は、内容を理解できる自信がある方なら見ても良し。
子供の心を持った大人は、見ても見なくてもどっちでもいい。
爆丸とかバトスピとかヴァンガードとかとは、似て非なるモノと思ったほうが良いです。
洋アニの壁はまだまだ高い。

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うーさーのその日暮らしの感想及び評価

うーさーのその日暮らし見ました。
ゆる~い内容ですが、何故か癖になる味があります。
可愛らしい見た目と、渋い宮野の声とが妙に合っているのもツボ。
言ってることは毒舌だったり、愚痴だったり、皮肉だったりと、こちらも見た目とのギャップが面白い。
正味4分の枠なのにOP&ED有り、アイキャッチ有り、エンドカードイラスト有りと、盛り沢山な内容。
どうでもいいことだけど、EDの映像はパステルカラーに白文字だからスタッフロール読めないっす。

 ❏ ニヨニヨしよう
宮野以外はやや棒だけど、これはこれで絵に合っている気もしますし、台詞も少ないので許容範囲。
サンジゲン制作で、EDにSupercellのryoの曲を使っていて、無駄に力入ってるんだよなぁ。
そのせいか、短い時間なのにかなり濃く感じます。これなら、同じ回を毎日見ても飽きないかも。
見ていて爆笑するって感じではないけど、ニヤニヤはするので、意外と癒される。
これくらいの内容だと頭を使わなくていいので、見るのが楽で助かります。

うーさーのその日暮らし公式HP
      
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神様はじめましたの感想及び評価

神様はじめました見ました。
こちらも少女漫画が原作ということで、イケメン率高し。
絵柄も女性ウケするように作られていますが、デフォルメ化することも多いので、男性でもさほど抵抗なく
見られると思います。
どうでもいいことですけど、キャラデザのせいなのか、服のセンスのせいなのか、主人公が女子高生という
よりOLに見えてしまうのだが。

 ❏ このアニメの魅力とは
話の内容は分かりやすいというか、ありがちというか。
妖怪、神様、契約→服従というような設定が使われていますが、それ自体にはさほど新鮮さはないかと。
どこかで見たことあるような世界観であり、展開であるのは事実。
にもかかわらず、アニメ化するくらいヒットしているということは、それだけに頼らず、他の部分で勝負できる
「何か」が存在するということでしょう。
まだ序盤なのでウリが何なのか分からないのですが、人間(妖怪)関係だったり、恋愛模様だったり、
人情ドラマだったりするのかな?
1話目は説明回なのでアレでしたが、2話以降から本格的に作品の色が見えてきました。
もっと恋愛色が強いのかと思ってましたが、結構ドタバタ系でコメディタッチのノリが強い。
これならば、女性だけでなく男性層も取り込めそう。
それでも、締めるところは締めてくると思うので、そのギャップにコロっとやられないように注意しとこっと。
ただでさえ色んなアニメの良いとこ取りみたいな設定だったのに、さらにギャグ要素まで入っていたとは。
もう少し焦点を絞っても良さそうな気はします。
ただ、この作品の場合は、色んな要素の宝石箱的な内容が最大の武器みたいな感じなので、難しいところ。
風呂敷を広げるのは良いんですけど、最終回までにちゃんと畳んでくれるのかい?

 ❏ 大地監督に注目
アニメならではの要素としては、ストーリーテラーとして山崎バニラを起用してみたり、キャラに合わせた演出
(スモークを炊いたり、ビジュアル系の登場曲を流してみたり)を行なっていて、思わず吹いてしまいました。
大地丙太郎監督なので、きっと他にも何かやらかしてくれそう。油断は禁物です。
OPは作品のイメージに合っている曲で、覚えやすく耳に残るメロディー。
後ろに歌詞も載せてくれていて、非常に助かります。

 ❏ 安定感は抜群
新鮮さやオリジナリティは少ないですけれども、信頼と実績のある設定を多々取り入れているんだから、
安定した面白さは保障されているということ。
実際、なんだかんだ言いながらも楽しく見させてもらっています。
あとは、もう少し女性キャラが多いとテンションも上がったんだけど、それは欲張りすぎか。

神様はじめました公式HP

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超速変形ジャイロゼッターの感想及び評価

超速変形ジャイロゼッター見ました。
一見、子供向けかと思いきや、やっぱり子供向けでした。
大きいお友達向けロボットアニメではお馴染みである、戦うことの意義や葛藤、生死の間で繰り広げられる
人間ドラマや恋愛要素なんかはバッサリとカット。
分かりやすさや爽快感を重視していて、それこそ小さいお子様でも十分理解可能な内容。
ここまで思い切ってくれれば、逆に気持ちが良いというか、そういうもんだと割り切って見れるのでOKかと。
某ガンダムA◯Eみたいに、中途半端にお子様層を取り入れようとして、大人からも子供からも支持されなく
なるよりは全然アリ。

 ❏ あくまでもお子様向け
この手のアニメはターゲットさえ明確にしてしまえば、あとは迷うことなんて無い訳で。
ポケモンだって、プリキュアだって、ターゲットを子供に限定しているからこそ成功しているんです。
大きいお友達も見てるからって、そこで変な気を出したら、さぁ大変。
視聴者は(大人も子供も)その辺に凄く敏感なので、下手なことをするとすぐに見放されます。
子供を狙うのであれば、子供を喜ばすことだけに専念して、それを最後まで貫いてください。

 ❏ CG、GJ!
CGにはかなり力を入れてます。
手描きとの融合も不自然にならない程度には出来てますし、手描きからフルCGへの切り替えも上手い。
CGならではのグルングルン回るカメラワークとかは、ダイナミックで迫力があります。
ただ、人が操縦してるにしてはロボットの動きがぬるぬるし過ぎて気持ち悪い。
タイバニのスーツみたいに、人が中に入ってるように感じてしまう。 
EDのダンスも面白いですけど、ロボットに見えないって。
まぁ、前述した通り、リアルさを求めても仕方ないので、こういうものとして楽しめば問題無いですが。

 ❏ はたらくクルマ
トヨタ、日産、マツダ、三菱、スバル等、大手自動車メーカーが全面協力なのも面白い。
今後、実在する自動車がロボットにトランスフォームするかと思うと、お父さん世代もかなり胸熱。
最近は増えてきていますが、アニメと実在企業とのコラボって結構大事になってくるかも。
制作側にとっては、スポンサードしてくれればそれが新たな収入源となるかもしれないし、企業側にしてみても
CMと違ってBD化や映画化されても広告効果が残る。
視聴者もリアリティが増して親近感が湧くし、その企業のイメージアップにも繋がる。
しかし、程度にだけは気をつけないと、逆効果になる危うさはあります。
広告だらけになってしまうと、さすがに引いちゃいますから。
ちょうど良いバランスを見つけてやって欲しいですね。

 ❏ 小っちゃいことは気にすんな
いきなり戦闘に巻き込まれた主人公の状況把握力と適応力がハンパないとか、バトルのノリが軽すぎて
緊迫感がないとか、自動車とロボットのサイズが吊り合ってなさそうとか、大人が見ると気になってしまう部分は
少なくありません。
それも子供が楽しめるように工夫した結果だとすれば、致し方ないこと。
あくまで、メインターゲットは低就学児童ですから。
そこだけ頭に置いて、少年に返ったつもりで見れば、大人でもそれなりに楽しめるアニメだと思います。


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