辛口アニメ評論ブログ

新アニメの感想を辛口で勝手に述べまくるブログです。

2012年06月

アクエリオンEVOLの感想及び評価 

アクエリオンEVOL見終えました。
前作も含めてアクエリオンシリーズは、人それぞれで好き嫌いが大きく分かれると思います。
完全シリアスではなく、戦闘中や会話中にもギャグ的要素や下ネタがふんだんに盛り込まれているため、
雰囲気ぶち壊しだよと思っている方もいるかもしれません。
ですが、それが他のアニメとの一番の違いであって、アクエリオンならではの魅力だと思います。
クイーンズブレイドと違って、こちらは制作サイドも完全に狙ってやってますから。
なので、視聴者もそれを踏まえた上で面白がって見れば何の問題もありません。
実際、バカバカしい台詞や展開のアホさ加減に何度吹いたことか。
下手なギャグアニメより全然笑えました。(さすがに終盤はやや真面目モードでしたが)
ここまで出来るアニメはそうそうお目にかかれません。 
前作以上に弾けていた感じもしましたし。おそらく、アクエリオンという作品で本当にやりたかったのは
こういうことだったんじゃないのかな~、と勝手に推察。

アクエリオンのもう一つの特徴といえば、なんといっても音楽です。
OP&EDから挿入歌・BGMと、どれを取っても良い曲ばかり。
一癖も二癖もある曲ばかりなのに、聴けば聴くほどジワジワと好きになっていきます。
それに加えて、大事な場面では前作の楽曲のアレンジが使われていたり、音楽に関しては隙がなさすぎる。
これだけ強いこだわりを持って作っているものは、自然と視聴者にも伝わってきます。 
アニメにおける音楽の重要性と無限の可能性を改めて示した作品です。

気になった部分としては、前作に比べて登場キャラクターが多い。
あと、色んな要素を詰め込みすぎ。そして、謎多すぎ。
そのボリュームを2クールで全て消化するのは厳しい。
おかげで、後半の展開スピードが半端なかったですわ。
ラスト2話は、普通なら1ヶ月くらい使って描けるような濃い内容でした。
キャラデザについては、前作ファンには不評でしたが、その分新規ファンを獲得できてるので。
キャスティングについては、旬の声優(◯澤さん・◯きゅん・◯やのん・うどん健等)が多くて個性が薄かった。
前作は濃ゆいキャスティングだったのに。

良くも悪くもアクが強いアニメなので、好き嫌いが分かれるのは致し方ない。
こればっかりは、個人の好みの問題なのでどうしようもないですが。
個人的には、万人受けを狙った無難なアニメよりも、お前らついて来いよ的な尖ったアニメの方が好きです。
ただし、後者は当たり外れが激しいのが難点。それでも、大当たりが出る確率が高いのは圧倒的に後者。
その僅かな可能性の為に日夜アニメを見続けるのです。
アクエリオンEVOLは大当たりまではいかなくとも、中当たりくらいの面白さはありました。
前作も含めてアクエリオンシリーズを見たことのない方は、勇気を出して一度トライしてもらいたい。
きっと、二度と見たくなくなるか、大好きになるかのどちらかのはずだから。


アクエリオンEVOL公式HP


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Fate/Zeroの感想及び評価

Fate/Zero見ました。
分割2クールなので新アニメという感覚ではありませんが、前期とまとめて感想を述べたいと思います。
序盤から虚淵ワールド全開で、とにかく続きが気になって仕方がない。
裏切りとか転落とか、これでもかというくらいの不幸のオンパレードで、悲しくて見てられないっす。
人の不幸は蜜の味を通り越して、哀れにすら思えてきます。
最終的に、誰も救われないような気がしてならないのだが。

作画について言えば、Zero1期の後半に荒れた時期がありましたが、2期に入って持ち直しています。
戦闘シーンの迫力と緊迫感は、数あるアニメの中でも随一。
武器やエフェクトに使用しているCGが、2次元の絵と上手く融合していて、見栄えを良くしています。
やや暗めの画面は、それだけで作品の雰囲気を表現してますし、前述のCGをより際立たせる効果もあり、
色々とよく考えて作られています。

声優陣も豪華かつ、ベストなキャスティング。
皆さんほぼイメージ通りの声と抜群の演技力で、高レベルで安定しています。
下手に旬な方を起用しないで正解。
ここで、お待ちかねのアニメ業界ぶった斬りタイムです。
昨今のアニメでは、何かって言うと旬な声優を使いたがる傾向があります。
誰か一人がグッと来ると、どこもかしこもその人ばっかり。
制作サイドからすると、癖が無くて使いやすい声質は便利。
また、人気のある声優については、ギャラのランクが上がる前に使いたいという思惑もあるのでしょう。
事務所サイドからすると、スケジュールに余裕があって、本人がやりたいと言えば断る理由は無い。
本人からすると、仕事が貰えるうちにたくさんこなしておきたい。
視聴者からすると、自分の好きな声優の声がたくさん聞けてラッキー。
と、一見すると全てがWinWinの関係のようにも思われます。
正直、そこに疑問を抱いているのは私だけかもしれません。
だからと言って、同時期のアニメで何キャラも演じるのはどうかと。
ただ台詞を言えば良いのではなく、心の底から与えられた役になりきって欲しいのですよ。
こんなことは声優だから可能な訳であって、拘束時間の長い映画やドラマではあり得ません。
特定の誰澤さんのことを言っているのではなく、過去にもそういうことが幾度と無く繰り返されてきてますから。
野球のピッチャーの肩と同じで、声ってある程度は消耗されるものだと思います。
酷使すればそれだけ喉に負担はかかりますし、歳と共に変化していきますし。
また、露出が多いと、それだけ飽きられるのも早いのは、一発屋芸人を見れば明らか。
そうなって欲しくないので、もう少し抑えても良いのではないかと。
今や声優なんて人気職業で、どんどん増え続けてるんだから、もっと若手にチャンスを与えるという意味でも、
分散させるべきじゃないのかな。(とか言いつつ、棒を起用して一番怒るのは私だったりもします)
このアニメに関して言うと、流行り廃りとは無縁な個の強い方々ばかり。
純粋に声だけで選んでる感じかして好感が持てますね。
おっと、余談はここまでだ。

惜しむべくは、序盤に説明シーンが多すぎたこと。
もちろん、世界観や登場キャラ、そして聖杯戦争のルールを理解することが、このアニメを100%楽しむために
必要不可欠なのは重々承知しております。それにしても、ちょっと長かった。
謎回転等の面白演出を行なって、何とか視聴者を飽きさせないようにしようという意思は感じられましたが。

序盤さえ乗り越えられれば、その後はハマる一方。
こういう骨太で濃厚なアニメは、今後もどんどん増えて欲しいです。

Fate/Zero公式HP


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輪廻のラグランジェseason2の感想及び評価

輪廻のラグランジェseason2見ました。
と言っても、某ニコニコ系サイトの先行上映でなので、まだ1話目のみですが。

タイトル上はseason2ですが、分割2クールなので感覚としては第13話(鴨川デイズを入れると第14話か)。
要はFate/Zeroのような形です。
なので、キャラの紹介や世界観の説明もそこそに、続きから始まります(2話目以降は分かりませんが)。
まぁ、3ヶ月しか空いてないのでそれが妥当ですね。 
season2から入ろうと思っている新規さんは、BD等で先に1期を見ないと厳しいと思います。

鴨川推しは相変わらずで、season2から宇宙とかに大きく舞台が変わるということはなさそう。
ここで余談タイム。 
自治体と公式にタイアップして舞台を明確化するのが最近のアニメ界のトレンドとなっていますが、この流れは
どうなんですかね。 
アニメ効果で地元の経済を活性化したいというのはわかります。
ただ、あんまり量産されすぎると希少性が無くなって、聖地としてのありがたみが薄れてしまいそうな気が。
また、「らき☆すた」とか「あの花」のように面白くてヒットしたアニメなら聖地化も成功と言えますが、必ずしも
全部のアニメがヒットするとは限らない訳で。
作品の評価そのものが微妙だった場合に、むしろマイナスプロモーションになってしまうのではなかろうか。
もちろん、何がヒットするかなんて放送が始まるまで分かりませんが、ただ闇雲にタイアップするのはあまり
感心できません。
あくまで個人的な意見ですが、あまりにもゴリ押しだと、何か乗せられている感があって好きになれません。
「おまえら、アニメ好きなんだろ?なら、この町を崇め奉り給え」的な。
本当の聖地は養殖ではなく、自然発生的に誕生する天然物だけだと思いますよ。

このアニメに関して言うと、やっぱり鴨川が第一になってしまっている気がしてならない。
だって、敵の攻撃とか戦闘でリアルに描かれた鴨川の街を壊滅させられないでしょ?
アニメとしての面白さだけを純粋に追求するのであれば、そういう縛りや制約が少ない方が柔軟にストーリーを
進められると思うのですが。
そういう制約がある中で、いかにして面白いアニメを作るのかが、制作側の腕の見せ所かな。
見せてもらおうか、鴨川の本気とやらを。

展開としては、 3人の友情が中心だった1期より、ややシリアスなものになりそうな空気。
1期で回収しきれていないフラグや謎を明らかにしていくことが中心となってくるでしょう。
戦闘シーンもムギナミのおぱーゐも変わらず迫力ありますし、CGもハイレベル。
全体の水準は下がっていないので、1期と同程度かそれ以上のクオリティが期待できそうです。

輪廻のラグランジェ公式HP


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追記について

このブログに掲載しているアニメの感想は、概ね1~3話程度を見た段階で書いています。
なので、その後に切らずに見ているアニメにの中で、新たに感じたことや言いたいことは<追記>という形で
元記事に記載していきたいと思います。 
中には、既にお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、記事の第一稿と表現や言い回しが若干変わって
いたり、新たな文章が付け加えられているのもそのせいです。

本当は、新たに記事を立てた方が見やすいのでしょうが、わざわざ記事にするほどのことでもない内容や
短い文章であることがほとんどなもので。 
また、思い付いたことを忘れないうちにどんどん書いていきたいというのもありますし。

どのタイミングでどの記事に追記するかは分かりませんが、気になるアニメの記事については定期的に
読み直すと新たな文面が加えられているかも。
ただ、本当に言いたいことは第一稿にだいたい詰め込んでいるつもりなので、追記については大抵の場合
しょーもないことがメインになると思われます。わざわざ読み直したことを後悔してみてください。


キングダムの感想及び評価

キングダム見ました。
   《作品概要》(Wikipediaより抜粋)
時代は、紀元前。春秋戦国時代500年の争乱が続く、支那西方の国・秦の片田舎に「信(しん)」と「漂(ひょう)」と言う名の2人の戦争孤児がいた。2人は、下僕の身分ながら、「武功により天下の大将軍になる」という夢を持ち、日々、剣の修行に明け暮れていた。その最中、漂は大臣である昌文君に見出され、仕官する事となる。その後、残された信の元へ深手を負った漂が戻って来る。死に際の漂に託された紙の地点に向かうと、其処には漂に瓜二つの少年がいた。その少年こそ秦国・第31代目の王である政(せい)であった。漂が命を落とす原因となった政に怒りをぶつける信だったが、自らに託された漂の思いと自らの夢のために、「王弟の反乱」そして乱世の天下に身を投じるのだった。

 ❏ 衝撃的な展開の連続
1話目からかなり衝撃的な展開が繰り広げられ、 内容そのものは十分面白いです。
続きを読む

モーレツ宇宙海賊の感想及び評価 

春アニメの感想も一段落したところで、現在放送中のアニメの感想も述べてみたいと思います。

モーレツ宇宙海賊見てます。 
序盤こそ説明台詞が多いのと、展開が遅いのとでヤキモキしてましたが、そこを抜けて茉莉香が宇宙海賊に
なった辺りから急激に面白くなって来た。
原作の評判も良かったということもあったので、3話切りをせずに我慢して見続けたかいがありました。

今思えば、周りから何を言われようと序盤に世界観とキャラをしっかりと紹介したことが、今の面白さに
繋がっているため、それで正解だったと言えるでしょう。
義務で何となく序盤に説明シーンを盛り込むのではなく、きちんとしたビジョンがあった上での構成であれば、
長い目で見た際に、それが効いてきます。
どのアニメとは言いませんが、 元々1クールって決まってるのに、そのうちの半分以上を説明に費やす
のは流石にどうかと思いますが…。
話は逸れますが、最近のアニメに多い2期3期があることを前提とした作り方には、あまり感心できません。
やるからには、予め決められた期間の中で、それなりの決着は付けて欲しいところ。
もちろん、原作の大幅な改変等は良くないと思いますが、中途半端なところで終わったり、謎を残したまま
終わられるのは、見てる側としてはスッキリしない。
一番最悪なのは、最終回のCパートで謎のキャラが思わせぶりな台詞を吐いて暗転する終わり方。
それだったら、そのシーンをカットしてくれ!って思います。
某灼眼のくぎゅうううも2期までは結構楽しめたのに、3期は完全に置いてきぼりでした。
というのも、2期から3年半も間隔が空いたら記憶も曖昧になりますから。
私の脳内ストレージにも限りがあるので、古い記憶からどんどん上書きされてしまうんです。
せいぜい1年。それ以上空いてしまうと、100%は楽しめない。
某忍者アニメみたいに回想だらけだと萎えますし。
あたしって、ほんとワガママ。

閑話休題。
モーパイについて言えば、女子キャラ多めな割には設定も戦闘も本格的。
ハイクオリティCGで描く海賊船同士の戦闘は迫力満点です。
手に汗握る展開も多く、毎回ドキドキさせられます。
茉莉香の熱い性格も気持ち良いですし、みかこしの声も合ってる。
実況しながら見ていても、気付いたらアニメの方に没頭してることも屡々。
海賊の仕事だけでなく、学校のヨット部でも色々と展開があるのが良いよね。
メリハリが付くから飽きずに見ていられるし、どっちのキャラクターも魅力的だし。
つくづく良く出来た原作だなぁ、と感心しました。

思わずベタ褒めしてしまいましたが、悪い点も無いわけではありません。
まず、作画。比較的安定していることが多いのですが、たまに気を抜いた回で怪しい感じになっています。
それが重要なシリアス回じゃないことが救いかな。
序盤がやや盛り上がりを欠くスロースターターなのは、前述の通り結果的に成功していますが、それでも
短気な視聴者の中には面白くなる前に切ってしまっている人も少なからずいるはず。
1クールアニメが激増してしまった弊害で、3話切りという悪しき習慣が定着してしまっています。
そこまでに何らかの見せ場を作らないと、すぐ他のアニメへ目が向いてしまうのもまた事実。
やり過ぎない範囲で、もう少し早くこのアニメの魅力を出せて行ければ良かったかも。
こんなに面白いのに、爆発的にヒットしていない要因はそこにありそう。
あとは、弁天丸の主要クルーと比べてヨット部員多くね?
世代も変わるし、キャラの名前覚えられないっす。まぁ、中の人で覚えてるから良いけど。
OP&ED曲(真EDは除く)が不評。
耳には残るけど、好きになれないという声が多いようです。
「今月の一枚なう」とか「ドンドコドンドコナマステー」とか、弾幕は盛り上がってるんですけどね。

年をとるにつれて、設定を覚えるのが辛いSFは敬遠しがちになっていたのですが、久々に面白いSFに
出会えた気がします。 あと数話で終わってしまうのが今から凄く寂しい。
ここまで見続けている方は間違いなくハマっていると思われるので、食わず嫌いでスルーしている方や、
3話で切ってしまった方にこそ強くオススメしたい作品です。

<追記>
最終話で映画(劇場版)の製作も発表されたので、そちらの方も楽しみにしたいと思います。


モーレツ宇宙海賊公式HP


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