辛口アニメ評論ブログ

新アニメの感想を辛口で勝手に述べまくるブログです。

2012年05月

咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-Aの感想及び評価 

咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A見ました。
もちろん麻雀のルールは知っておいた方が楽しめますが、知らなくても何とか見れそうな気がします。
と言うのも、アカギやギャンブラー哲みたいなガリガリの麻雀アニメではなく、美少女が特殊能力を使って
戦う系なので、どちらかと言うとテニヌに近い感覚です。
ただ、結構熱くて高校部活動らしいスポ根要素もありますし、題材と設定が特殊なこと以外は安定しています。
男性キャラがほとんど登場しない美少女だらけの世界なため、単純に萌えアニメとしても見れますしね。
よくもまぁ、こんなにもたくさんの女の子を生み出せるものだ、と感心しました。

キャラ紹介もそこそこに、全国大会進出までの展開が猛スピード。
主人公チームのキャラクターの性格や能力でさえ、そこで初めて知るくらい。
もっとじっくり進めても良かった気がしますが、咲本編のキャラを早めに登場させて咲ファンを満足させたい
という思惑もあったのかな。
面白ければそれでも良いんですが、何かもったいない気もします。 

CGで描く麻雀シーンは牌を見やすい反面、手元しか映らないため、誰の場なのか分かりづらくもあり。
また、時間の都合上仕方ないとはいえ、始まってから和了るまでが早すぎて付いていけないっす。
配牌からどんな手を狙うのかを想像する暇がない。
麻雀パートを本格的に楽しみたい人は原作本を買った方が良さそうです。
全ての牌譜を作者が一人で考えてるらしいので。

EDが2種類あるのは良いアイデア。
その回の内容によって使い分けられるし、視聴者としても今日はどっちかな?という楽しみ方もできます。
モーパイや妖狐×僕SSもそういう形ですし、これから増えていくかも。
EDって実は凄い大事で、本編の余韻を楽しめたり、あの花みたいにイントロでグッと来たり、逆にミルキィや
みつどもえみたいに浄化されたり。
終わり良ければ全て良しという言葉もある通り、EDで雰囲気を台無しにしてしまうと作品そのものの評価も
落ちてしまいますから。おっと、黒子の悪口はそこまでだ!
EDを侮る無かれ。

登場キャラが多いだけあって、声優陣はなかなかの顔ぶれです。
真のモブ以外はそれなりに名のある方を起用してますし、咲本編キャラのキャストはそのままですし。
あとは、関西弁を使うのか使わないのかどちらかに統一した方が良かったと思う。
大阪代表だけベタベタな関西弁(ネイティブじゃないイントネーション)なのに、他の近畿圏は完全なる標準語。
キャラ付けって言ったらそれまでだけど、多少なりとも違和感はあります。
まぁ、このアニメの世界観でそこら辺を求めても仕方ないんですかね。

美少女インフレは起こしてますけど、麻雀に対して真摯に取り組んでいるため、萌え一辺倒ではありません。
その辺が、このアニメの良さというか人気の秘訣かと。
囲碁のルールを知らなくてもハマる人が多かったヒカルの碁のように、麻雀の知識が無い人にもこのアニメを
きっかけに一大ムーブメントを巻き起こす・・・のは難しいだろうなぁ。

<追記>
やっぱストックが少ない作品は無理してアニメ化しちゃ駄目だって。1クールすらもたないとは。
終盤は阿知賀編とは名ばかりで、主人公チームがモブ以下の扱い。
阿知賀より千里山の回想の方が長いって、どういうことやねん。
原作ではおそらく、今後徐々に阿知賀が活躍していく展開になるんだろうけど、アニメはここで終わり。
これじゃ、 阿知賀とは一体何だったのか、ということになってしまいます。
以前にも述べましたが、続編ありきで終わらせるのは勘弁してもらいたい。
原作を見ていない派にとって、俺たちの戦いはこれからだENDほど消化不良なものは無いですから。
このペースだと、続編が始まるのはいつになることやら。記憶を残しておく自信がない。
いくら原作が人気でも、ある程度の目処がついてからアニメ化してください。 お願いします。 

咲-Saki- シリーズ公式HP 


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これはゾンビですか? オブ・ザ・デッドの感想及び評価 (2012春アニメ)

これはゾンビですか? オブ・ザ・デッド見ました。
簡単な説明はありますが、1期を見ていないと基本設定を理解するのは難しいかと。
ただ、2期は1期ほどストーリーを追っていないので、おかしな設定のギャグアニメとしてなら2期からでも 
入れないこともないです。
1期からの変更点としては、バトルが激減、ストーリーの進行が遅い、新キャラが少ない等。
ですが、それが全て悪いという訳ではなく、むしろこの作品の方向性が定まってきたように思えます。
1期は何でもかんでも詰め込んでカオス状態でしたから。

個性豊かな女性キャラがたくさん出てくるので、見ていて飽きません。
それでも、あんまりやり過ぎるとIS化してしまうので、ほどよいバランスを保って欲しいところ。
個人的にはハルナちゃんの純粋(?)なキャラがツボです。
あんなキャラなのにプチ嫉妬したり、人の名前を変な感じで覚えたり、露出に対する羞恥心が無かったり。
なーんか見ててニヨニヨしちゃうんだようなぁ。
1期ではユーの台詞が少なすぎたので、おまけコーナーでフォローしてるのはナイス。
妄想ユーのキャスティングも世代的にドンピシャ。

細かい部分では、1期では固定だったキャラ服装が、ちゃんと1日毎に変わっていてシャレオツな感じに。
アニメだから毎回同じでいいや ではなく、アニメだからこそそういうこだわりには結構目が行くものです。
余談ですが、最近は徐々に服装変化型のアニメや漫画も増えてきました。
アニメ本編には直接関係ない部分ですが、 それによってキャラクターの好みやセンスが表現されるので、より
人間味が出てきているように思えます。
作る側としては、いちいちファッション誌で調べたり考えたりするのは大変かもしれませんが、それこそ
専属のスタイリスト等を設けてみても面白いと思いますよ。
それでキャラクターの深みが増すのであれば、安いものかと。
あの花みたいに、HPでファッションコンテストみたいな企画も出来ますし。
OPの謎ナレーションとか、よく分からない試みでもチャレンジすることに意義がある。
固定観念に捕らわれない発想のできるアニメは、成功しやすいと思いますし。

まるで読者アンケートでも取っているかのような軌道修正やアップデートが上手いことハマっています。
どうしても1期の杵柄を引きずってしまう作品が多い中、なかなか珍しいパターンで興味深い。
1期のファンを裏切らないように守りに入るのも致し方ないことですが、それ以上に新規ファンを獲得しようと
攻める姿勢は好印象。
ここまでバカバカしさが突き抜けていると、むしろ清々しくて面白いです。
細かいマイナス点は凌駕できるくらいのパワーは感じますので、アホらしくても見てやってください。

<追記>
元々決まってたこととは言え、やはり10話だと短く感じます。
せめて、もう1話増やして、BD特典用の11話を12話ってことにしても良かったのでは。
せっかく順調な滑り出しだったのに、尻つぼみになってしまった感は否めません。
さらなる続編がありそうな予感はしますが、もっとすっきりとした終わり方をして欲しかった。


これはゾンビですか? オブ・ザ・デッド公式HP


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ナルトSDロック・リーの青春フルパワー忍伝の感想及び評価 (2012春アニメ)

ロック・リーの青春フルパワー忍伝見ました。
完全にお子様向けなので、大きなお友達にはやや物足りない内容です。
ですが、声優が本編と全く一緒なので、その内容の割りには贅沢な使い方。

子供が下ネタ好きなのは分かりますが、その比率が高くないっすか?
まぁ、ゆかりんが下ネタを言っているのを北叟笑むという上級プレイもやろうと思えばできるので良いんですが。 

内容が完全にギャグなので、NARUTO本編を見ていなくても楽しめないことは無いですが、やはり元ネタを
知っていれば知っているほど面白さは増します。
笑いのセンスについては、小学生なら喜びそうなレベル。
NARUTOをメインで見ている層(中高生~)には、少々厳しいのではないでしょうか。 
それでも、意外性や本編とのギャップが想像以上なので、我慢して見続けているとジワジワと笑いが
こみ上げてきます。
本編にもコメディ要素はありますが、そんなレベルじゃないですから。
本編では絶対に有り得ないようなしょーもないネタが次から次へと出てきますし。

作画は良くはないかと。キャラデザというか、キャラクターの表情は良いのに。
ギャグだからとかSDだからって、作画をケチってはいけないと思うんですがね。
某キルミーもそうでしたが、これはFLASHアニメなのか?と思うくらい口しか動かないことも屡々。
ギャグだからこそ全力で作らないと。 
日常だって、世間一般では爆死と言われてますが、ギャグアニメとしてはかなり上位に食い込む面白さでした。
それも、作画が無駄に凄いからこそ笑えた訳で。
こんなにアホらしいネタをこの作画でやるのか、っていうこと自体が一つのギャグになっていました。
ギャグアニメの在り方というものを、もう一度イチから考えなおして欲しいです。

本編にはあまり登場しなくなったキャラや死んでしまったキャラも結構出てくるので、そこは楽しみでもあります。
冒頭でも述べましたが、あくまで子供向けなので、見るならば細かいことは気にせず童心に返って見てください。

<追記>
作品のパワーに押されているのか、
こっちの感覚が麻痺してきたのか分かりませんが、
見続けてるうちに
段々とクセになってきました。
忍者とかの縛りを気にしなくなってきて、何でもありな感じがケイオスで面白い。
欲を言えば、
パロディとか投げっぱなしとかを入れて、もっと突き抜けても良いと思う。

あと、志村ネタは小学生に理解できるのだろうか?
<追記2>

秋以降もまさかの継続。
最初のうちに感じる抵抗さえ抜けてしまえば、長く見続けられる不思議な魅力あり。
ゆかりんも段々ツッコミが上手くなってきてるし、ネジの女装もすっかり板に付いてきたし、相変わらず
オッサン向けのネタも満載だし、
制作側が売れないと踏んでか、DVDも安めに価格設定されてるし。
もちろん人によって合う合わないはあると思いますが、試しに見てみたら意外とハマったって人も多いみたい。

ナルトSDロック・リーの青春フルパワー忍伝公式HP
   
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クイーンズブレイドリベリオンの感想及び評価 (2012春アニメ)

クイーンズブレイドリベリオン見ました。
前作に比べてストーリー 性やシリアス感がやや増した印象。
とは言え、クイーンズブレイドなんで大きな方向性は変わっていません。

ここまで来ると、ネタアニメとしか思えない。むしろ、あっぱれです。
某バクマン。 の言葉を借りると、シリアスな笑いというやつでしょうか。
見た目ややっていることは完全にギャグの域に達しているのに、それを真面目に描いているから
より面白く感じる訳で。もう、エロを通り越してボケてるとしか思えない。
どんだけボケてもキャラクターが一切突っ込まない(違う意味では突っ込みまくっていますが)で真剣に戦って
いるから、笑いを堪えるのに必死。

話は逸れますが、最近のアニメに多い謎の白い光は本当に必要なのでしょうか。
BDでは無修正版が見れるという、いわゆるtkb商法。
まさやんぐ小野坂氏もおっしゃってましたが、あざとい(本当の意味で)気がしてならない。
そもそも、tkb目当てで買う人はそんなにたくさんいるものなのか?
それとも、BDを買ってくれた人に対するサービス的なこと?
前者であればアニメファンを舐めているとしか思えないですし、後者であればあえて本編に入れずに
特典映像にすれば良いのに。
不自然な光や湯気を見る度にそういう思いが頭をよぎって、一気に萎えてしまいます。
アニメ界全体のレベルが上がると共に、アニメファンの目も肥えてきています。
いつまでも、そんな安易な方法では釣れませんよ。
かく言う私も、思春期にはお色気アニメにお世話になったので、存在そのものの否定は出来ませんが。
おかげ様、現在はアニメのエロに対しては悟りを開いた賢者と化しました。
あの頃はまだ規制が弱くて、地上波でもtkb丸出しだったのになぁ( 美鳥とかグリーングリーンとか )。
そう考えると、今の中高生は地上波では規制だし、BDを買うのは金銭的に大変だしで何だか不憫や。

と、アニメ業界をバッサリ切ったところで本題に戻りますが、このアニメをどういう目線で見れば良いのか
未だに分からないのは私だけでしょうか。 
真剣にストーリーを追うのもアホらしいですし、かと言ってエロ目線で見るにはプレイがマニアック過ぎて
ついて行けないですし、ギャグと割りきって笑いながら見るのも真剣に作ってる製作者やキャストに悪い
気もしますし。

良くも悪くも他のアニメには無いものをたくさん持っているので、見ておくのも悪くないと思いますが、見るならば
実況は必須。一人で見てると、自分は一体何を見ているんだろう?という思いに苛まれますので。


クイーンズブレイドリベリオン公式HP


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しばいぬ子さんの感想及び評価 (2012春アニメ)

しばいぬ子さん見ました。
というか、この記事を読み終わるまでの時間で1話見られますので、面白いかどうかは自分の目で
確かめた方が時間を有効に使えますよ。
それはさておき、柴犬がセーラー服を着ているという思いつきをネタにした出オチみたいな作品。
他のキャラは普通の人間ですし、完全にそこの部分だけで一点突破。
公式で資本主義の犬って言ってるのは少し面白い。
初めのインパクトは強いですが、その分慣れたらマンネリ化してしまうので飽きるのは早そうです。

ただでさえ尺が短いのにOPもあるから、1話で4コマ2ネタ分くらい。
以前にも述べましたが、4コマ原作は物足りないくらいがちょうど良い分量なので、これくらいで十分。
日常系4コマアニメも出始めの頃は新鮮だし、難しいこと考えずに気軽に萌えられるので需要も多かったの
ですが、あまりにも量産されすぎてしまい、インフレを起こしてその価値が暴落してしまっている状態。
無理に30分で作ろうと思うと、よっぽど工夫しない限り、しつこいわダレるわで見てる方が疲れてしまいます。
ストーリーが存在せずに、どこかで見たことのあるようなネタをダラダラと延々続けられても苦痛でしかない。

では、どうすれば良いのかというと、昨年 放送されてい たユルアニ?という番組のような形が4コマ系には
一番合っていると思います。
あれは4コマ以外もごちゃ混ぜでしたが、1作品が短いので見やすかったです。
ただ、テーマ曲がCD化しにくかったり、1本のインパクトが薄れてしまったりと商業的にはやりづらい部分も。
まぁ、そこまでは出来なくても、30分枠に拘らずにミニ枠が増えてきてるのは良い傾向。

少々脱線してしまいましたが、このアニメ単体の結論としては実に無害。
見ても見なくても大差ないような感じです。
録画やタイマー予約してまで能動的に見るものではないと思うので、緋色の欠片を見たついでにチャンネルを
そのままにしてたら流れてた、くらいの気持ちで十分ではないでしょうか。
話のネタとして一度見ておいても良いですし、見なくても特にアニメのトレンドに乗り遅れるということも
無いと思われます。


しばいぬ子さん公式HP

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エウレカセブンAOの感想及び評価 (2012春アニメ)

エウレカセブンAO見ました。
エウレカセブンの続編ということですが、AOからでも十分楽しめる作り。
というか、1期のキャラがほとんど出てきませんし (これから出てくるのかもしれませんが) 、舞台が日本に
なったことから、続編というよりスピンオフのように感じてしまいます。
懐かしいワードも多数登場し、忘れてしまっているものが多いこと多いこと。
そんな私でも、とりあえずは何とかなっています。なので、1期を見ていない方でも問題無く見れるかと。
だって、主人公のアオだって何も知らずにニルヴァーシュに乗ってるんだもん。
視聴者も、アオと同じ目線で一緒に覚えていけば良いじゃない。

ストーリーは序盤から大きく動くので、ちゃんと付いていけるか不安でしたが、ハイクオリティの戦闘シーンや
手に汗握る展開の連続で、自然と引き込まれました。
戦闘シーンの作画はエウレカシリーズのウリなだけに、かなり頑張ってます。
主人公が煮え切らない性格なのも同じくウリなので、長い目で成長を見守ってあげてください。
大筋の話の持って行き方としてはベタな部類。 

キャスティングは1期同様攻めてます。
今思えば、レントンやエウレカ、アネモネも子役出身の若手(当時)声優を起用してましたし、ドミニクが
俳優のやましげだったりと、バラエティに富んだ布陣でした。
今回も子役系の声優から小見川、納谷(6)さんと幅広い顔ぶれ。
おそらく、狙ってそういうキャスティングにしてると思われます。
実際、ガチガチの声優だけで固めるよりも世界観が広がりますし、より厚みが出ています。
ただ、当時のレントン(三瓶さん)と比べるとアオはまだまだアレですよね。

エウレカ無印が結構好きだったということもあって、無意識の内にハードルが上がってしまっている部分は
少なからずあるかもしれません。
ファン心理としては、1期が名作だっただけに、それを超えて欲しいという思いと共に、超えて欲しくないという
思いも混在していて、すごく複雑な心境です。 
始まったばかりなので現状ではまだ何とも言えませんが、無印も最初から名作だった訳ではなく、1年かけて
少しずつ積み上げているので、AOも完結するまでには名作と呼べるものになっている・・・と良いな。
まぁ、全体としてのレベルは高くまとまっているので、期待して良い作品だと思います。


エウレカセブンAO公式HP


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黒子のバスケの感想及び評価 (2012春アニメ)

黒子のバスケ見ました。
スラムダンクのような熱さを全面に出すのではなく、主人公が影が薄くてクールという設定が、いかにも現代風。
主人公のキャラが薄い分、サイドを固めるキャラの個性が強く、全体としてのバランスは取れています。
ド直球のスラムダンクに比べれば変化球タイプの作品ですが、これまでに無かった着眼点という意味では
新鮮さを感じてなかなか面白いかと。
主人公は変化球でも、内容は意外とベタな少年漫画モノなので、安心して見ていられます。

肝心のバスケシーンはというと、ゴール周りでCGを駆使することで作画の省エネに成功。
それによって生じた余力を他の部分に充てることで、何とか作画レベルを維持しています。
それでも、止め絵や顔アップで誤魔化してる感は否めませんが。
あとは、スローにする演出を効果的に使用することでメリハリを付けて、よりスピード感を出そうとしている。
そのように、色々な努力で見栄えの良い試合描写を作ろうとしている点は評価できます。

気になる点としては、女性キャラが圧倒的に少なく、千和さんのキャラも萌え度は低いので、
腐女子受けは良くても男子にはちと寂しい部分がありやす。(ホモは除く)
あと、ヒャダインのEDは総じて不評。
面白い曲だけど、このアニメのイメージに合っているかというと微妙なところ。

結論としては、平均的。
原作の人気も中の中くらいなので、ちょうど良い感じのデキなのではないでしょうか。

<追記>
アニメとしての出来栄えは、良くも悪くも相変わらず。
それでも、なんだかんだで見続けてしまう不思議な作品。
その根底には、純粋にスポ根ものとしての面白さもありますし、不器用な友情の気持ちよさみたいなものも
あるのでしょう。
あとは、もう少し試合シーンを動かしてくれると、人気に火がつきそうなのに。

黒子のバスケ公式HP


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あっちこっちの感想及び評価 (2012春アニメ)

あっちこっち見ました。
可もなく不可もなく代表という感じです。
4コマ原作の日常系アニメが全盛だった数年前なら持て囃されてそうですが、インフレ気味な今となっては
これといった目新しさも感じず。
この手のジャンルのアニメにしては珍しく恋愛要素が含まれているため、類似作品との差別化は
図られています。 
ただ、それがプラスとなるかどうかは別の話ですが。
男子が主人公の場合にヒロインがいるのは普通のことですが、 女子が主人公で彼氏がいるというのは
男性向けアニメでは受けにくい気もします。(そもそも、このアニメにおいては誰が主人公か分かりづらい)
けいおん!やAチャンネル、ひだまりスケッチ、ゆるゆり等が良い例で、これらの作品にはほとんど男子が
登場しませんでした。
けいおん!に至っては、大学生編で男子キャラが登場した途端にネットで散々叩かれて連載終了に
追い込まれるという有り様。(その真偽は定かではありませんが)
こと男性視聴者に限って言えば、この手のアニメには普通の恋愛よりも女の子同士の友情や
軽いキマシを求めていることが多いので、戸惑うこともあるかもしれません。
まぁ、恋愛と言っても非常に微量で片想いに近いため、そんなに気になるほどではありませんが。

内容に関しては、これでもかというくらいユルい。
そして、ネタとネタの繋ぎが不自然で、4コマ感が強く出すぎてしまっている。
4コマって一回一回フリがあってオチがあるから、それを30分間延々と繰り返されると見てる方もしんどい。
なので、最近増えてきた数分アニメ(例:しばいぬ子さん・ゆるめいつ)は理にかなってると思います。
4コマ原作は、少し物足りないくらいが見るのにちょうど良いのかも。
色々と難しいんだろうけど、30分枠ならせめて別作品2本の形態(例:アザゼルさんと変ゼミ)にした方が
こちらとしても助かります。 

爆笑はしませんが、終始まったりとニヨニヨできるので、そんなに気を張らずにゆる~く見るのに適しています。
関東民は戦コレと放送時間が重なっているので、どちらを見るか悩んでいる方もいると思いますが、正直
どっちもどっちです。(あっちこっちだけに)


あっちこっち公式HP


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戦国コレクションの感想及び評価 (2012春アニメ)

戦国コレクション見ました。
率直な感想を申し上げますと、どこに面白さを見出せば良いのか全く分からない。
元ネタは人気のあるソーシャルゲームらしいですが、ターゲットはそれをプレイしている層なのか?
それとも、新規でゲームをプレイする人を開拓するための宣伝アニメなのか?
どちらにせよ、今のところこれと言った見所が無く、両方にとってマイナスのプロモーションでしかないのでは。

まず、ストーリーがユル過ぎる。
1話目でバトルを匂わせるような展開にしておいて、実際はほとんどバトル無し。
それどころか、信長以外のキャラクターが自らリタイアしていくという謎の展開。
だったら、他の部分で燃えさせる部分があるのかと言えば、そうでもなく、各武将が戦いを忘れて
現代の生活に馴染んでいく姿を描くだけ。
オムニバスのような感じでキャラクター毎に描き方を変えるのは、手法としては悪くないのですが、
いかんせん軸がしっかりしていないために、全ての話がバラバラのまま。
アニメそのものの方向性というか、テーマを明確にしてからアニメ化して欲しかった。
 このアニメならではの武器や特徴が希薄。
萌え要素もありますが、これだけ色んな形の萌えが氾濫している昨今、普通のことをやっていては話題に
ならないのは当然な訳で。
良く言えば無難、悪く言えば無個性。
「どうせアニヲタはこういうのが好きで、これくらいのものを作っておけばブヒブヒ出来るんだろ?」的な
思いを感じてしまいます(穿った見方かもしれませんが)。

良い点を挙げるならば、各武将の話が基本的に1話で終わるため、声優をゲスト感覚でブッキングできること。
それぞれのキャラクターのキャスティングだけを見れば、それなりに豪華な布陣です。
ただ、武将同士の絡みがほぼ無く、1回しか登場しないため、せっかくの豪華声優陣を活かしきれていない。
その他には、戦国というタイトルとは考えられないくらい平和なので、ユル日常系として見るにはちょうど良いの
かもしれません。
時間帯も遅いですし、お休み前の癒しタイムだと思えば。

今のところ、早めに切るのが吉という評価以外が思い浮かびませんが、ここまで来たら逆に最後まで
見てやりますよ。
そして、何とかもう一つくらい良い点を探し出したいと思います。
アニメのクオリティがどんどん高まっている昨今、これだけの凡アニメは滅多にお目にかかれませんから。
我慢して全話コンプすれば、何かレアな特典があるかもしれませんしね。


戦後コレクション公式HP


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謎の彼女Xの感想及び評価 (2012春アニメ)

謎の彼女X見ました。
巷では上級者アニメと評されておりますが、全くもってその通りかと。
 というか、現段階ではガチで上級者なのか、SFなのか、世界を救う系なのかすら分からない。
なので、その正体を知りたいという欲求が次の回を見ることに繋がっています。
見てはいけないもの、踏み込んではいけない世界を覗いているようなドキドキ感は、自分の隠された性癖を
試されているような気がしてスリル満点。
これで興奮したら自分はアブノーマルなんじゃないか?という思いと、でもやっぱ気になる!という気持ちの
葛藤が毎回生じてしまう。
なんだか、来るとこまで来たなぁという感じもしますが、初見の際のインパクトという点においてはピカイチ。
そして、ヨダレばかりに注目が集まっていますが、脚本が赤尾でこ(三重野瞳)氏なので、話そのものにも
それなりの安定感はあります。

最初はヒロインの棒さが気になっていましたが、内容を理解していくうちに、むしろ謎が多いという
キャラクター設定に合った声だと感じるようになってきました。
そんなに感情を表に出すキャラクターではないので、それが棒加減と上手くマッチしている。
それを狙ってのキャスティングなら凄いけど、おそらく偶然だと思われます。 

古臭いキャラデザも最初は気になりましたが、慣れれば問題ありません。
パッと見があまり可愛らしくないからこそ、ふとした瞬間の表情とかが凄く可愛く見えてきますし。
わざとその振り幅が大きくなるようにしたのでしょう。
分かりやすく例えるならば、元オリックス星野伸之のストレートとスローカーブの球速差戦法といったところかと。
スローカーブが90キロ台ならば、 ストレートが130キロ台しか出なくても、その差が40キロもあるので、
かなり速い球に見えてしまうという訳です。

掴みには成功しているので、今後は全体を覆っている謎を明かすタイミングというか、そのペースが重要に
なってくると思います。
早く明かし過ぎても見限られてしまいますし、遅すぎても飽きられてしまう。
視聴者を離さないような絶妙なペースで話を進めていってもらいたいところです。
あと、曲がOPもEDも両方素敵だよね。耳に残る。
直接的なエロスではなく、フェチを追求した新しい形のエロスとして、良くも悪くも色々と波紋を呼びそうな
アニメです。


謎の彼女X公式HP


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